みんな元気ですかドキドキ

 

あるお母さんに聞いた話し・・・グッド!

 

小さい子供にしか見えない不思議な事・・・

 

その人が小さい頃

 

家にはお父さんもお母さんも居なくて

 

よく一人ぽっちで遊んでいた。

 

でも本当は一人じゃなかったんだ。

 

その友達はよく一緒に遊んでくれた。

 

でも人間じゃなかった。

 

名前はそらちゃんって言うんだ。

 

彼女が「あなたの名前はなんて言うの」って聞いたら

 

その友達が「そらだよ!」ってはっきり答えた。

 

だからその時からそらちゃんって呼んでいた。

 

空中にいつもふわふわと浮かんでいた。

 

大きさは30センチくらいの丸い毛玉とか雲みたいな感じ。

 

そらちゃんの方に風船をはじいて飛ばすと

 

ちゃんとはじき返してくれていたらしい。

 

ほかにもどうやったか覚えていないけど

 

お手玉とかあや取りまで一緒にしたらしい。

 

でも大きくなるにつれて

 

いつかそらちゃんの事は忘れてしまった。

 

もう思いだすことも無かった。

 

時が移り変わり

 

その人が結婚して子供が出来た。

 

その子供が2才になった時ある日寝る前に天井に向かって

 

「バイバイ・・・そらちゃん」って言ったんだ。

 

子供に聞いてみたらそらちゃんと一緒にいつも遊んでいるらしい。

 

そのお母さんはその時に自分が子供の頃一緒に遊んだ

 

そらちゃんの事を思い出してびっくりした。

 

でもそのお母さんにはそらちゃんの姿はもう見えなかった・・・

 

だから天井に向かって小さな声で言ったんだ。

 

「子供と遊んでくれてありがとう。そして私とも・・・」って。

 

すると返事が聞こえたような気がした。

 

でもはっきりとは聞き取れなかった。

 

それはなんだか「きゃっきゃっ」っていう

 

楽しそうな笑い声みたいだったらしい。

 

(他のおかあさんからもこのそらちゃんみたいな友達と

 

自分の小さい子供が遊んでいると聞いたことがあります。)

 

 

イッピーの独り言

(僕も小さい頃・・・小さいおじさんとよく遊んでたんだ・・・僕より小さかったよ音譜