昨日の朝日テレビ「モーニングショー」で、コメンテーターの玉川徹さんが、番組内で「5Gの危険性」について言及しました。


5Gのメリットばかり報じるテレビ番組は、よく目にしますが、危険性について語るのを聴くのは初めてだったので、さすが玉川さん!とちょっと感動してしまいました。

「モーニングショー」で扱った内容は、Twitterなどで出回った「インターネット税」についてでした。


■「インターネット税はデマ」と総務省 ユニバーサル制度の見直し案を誤解か

「総務省がインターネット税を導入する」——そんなうわさがネット上で話題になっている。

しかし総務省は「デマ」と切り捨てた。

うわさは、総務省が5G移動通信システムの回線維持のため、ネット利用者から1人1000円を徴収する制度を検討しているというもの。

発端は1月20日付の新聞報道で、「総務省が5Gシステムの基盤である光ファイバー回線の維持のために負担金制度を作り、2020年代半ばには通信料に上乗せする形でネットユーザーから徴収する」という内容だった。

総務省は「報道を見て困惑している。ネットユーザーから1000円徴収するといったネットのうわさは、どこから出たのかも疑問」と答えた。

さらに「5G網の整備、維持に向けた資金確保」という報道も間違いであるという。

一部の報道がソースとしたのは、ユニバーサルサービス制度の見直しについて検討したというものだ。

ユニバーサルサービス制度とは、生活に最低限必要とされる加入電話を人口の少ない地方でも維持するため、電話サービスを提供している通信事業者から負担金を徴収し、設備を維持するNTT東日本・西日本に交付する制度。

1人あたりの負担額は月額2円程度だ。

しかし近年は加入電話の契約数が減少し、負担金の確保が難しくなっている。

このため情報通信審議会では、将来的に家庭用光ファイバー回線を含む「ブロードバンド」をユニバーサルサービスの対象とする見直し案について検討し始めた。

中長期的には通話、データ通信を区別せず、生活に「不可欠なサービス」をユニバーサルサービスとする考えだ。

発端となった新聞報道では、光ファイバー回線を「5Gの基盤」と説明。
5G網の整備に向けた資金確保という誤解を広げる結果になった。

また一部報道にある「春に有識者会議を立ち上げる」「20年代半ばから徴収を始める」といった内容について総務省は「まだ決まったことは一切ない」と否定。

「5Gの回線整備を主眼に置いたものでもない」としている。

<抜粋終わり>


この問題で出た5Gについて、玉川氏は「遅れているから急がなくてはいけないというような事で、このような事をやるとしても、リスクの面が全然問題視されてないでしょ。

そこが氣になっていて、5Gは、周波数の電波が高く、届く距離も短いので基地局をいっぱい作らなくてはならないそうなんですよ。

そうなった時に、健康被害といった事が実はアメリカなどで結構問われていて、その話が日本の中であんまり出ていないのに、遅れているから早く早くといった感じでやっているという部分に危ない感じを持つ。

リスクの面をきっちり検証しながら進めていかなければいけないと思うんですけど、やってるのかなそれ?」

一方、司会の羽鳥さんは、5Gの基地局を沢山作られなければいけないのは知っているのに、健康被害が問題視されている事について玉川氏が言及した時に「そうなんですか。」とまるで初めて聴いたかのように答えていました。

玉川さんのように、圧力を怖れずに何でも発言してくれる人は頼もしいですね。


■5G、人体への悪影響が相次ぎ報告 専門家が危険性を指摘、反対運動広まる

我々は日々、さまざまな電磁波を浴びている。自然由来の電磁波もあれば、人工的な電磁波もある。

前者には、太陽光、雷、シューマン共振などがある。

我々が可視光線域で認識している太陽光は、地球の外から降り注ぎ、この世界に生命を誕生させる源であり、我々にとって不可欠な電磁波である。

雷は、地上における電磁波の源で、雲と雲との間、あるいは雲と地上との間の放電現象によって光と音を発生させる。

だが、我々はものの百数十年で地球環境を変化させ、人工的な電磁波を爆発的に増やしてきた。

上空だけでもたくさんの人工衛星が地球を周回しており、その約2000機が稼働中といわれ、GPSやテレビ、携帯電話、気象観測、軍事目的等で電磁波(電波)を発生(あるいは反射)させているが、地上では電磁波の発生源は無数にある。

テレビ・ラジオの送信所や携帯電話の基地局からの電波や、高圧線が発する電磁波だけでなく、職場や家庭において多くの電化製品がさまざまなレベルで電磁波を発生させている。

低周波の電磁波など、健康への悪影響は数多く報告されているが、個人的に体験しない限り、多くの人は無頓着でいる。

わずか百数十年の間に、身の回りに数えきれないほどの電磁波発生源を抱え込むことになった我々は、もはやどの発生源がどの程度自分の健康に悪影響をもたらしているのか、判断することはほぼ不可能になっているといえるだろう。

将来的に一部の人々だけでなく、大半の人々が人工的な電磁波の影響で体調不良に至る可能性もゼロとはいいきれない。

携帯電話業界では通信インフラを第五世代移動通信システム、いわゆる5Gに世代交代させる予定になっている。

5Gにおいては、通信速度を高速化させるために、これまでより高い周波数帯(6GHz以上)のマイクロ波が利用される。

だが、周波数が高くなると、電波を遠くまで伝えることが難しくなり、多数の小型基地局(マイクロセル)をおよそ100メートルごとに設置する必要があるといわれている(支柱にアンテナと電源装置を設置する)。

また、物理的な障害物にも影響を受けやすく、これまで以上に出力を上げる必要性もある。

そんなことがあるためか、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアでは各地で5G普及に対する反対運動が繰り広げられている。

5G電波による体調不良の原因は明確にされていないが、これまで以上に波長の短い電波が高出力で発せられることで、生物体内への侵襲性が高まるためと思われる。

5Gにおいては、これまで使用してきた周波数帯に加えて、24~39GHzもの周波数帯が利用される。

39GHzの周波数に対応する波長は約8ミリ、6GHzの場合は5センチ、2GHzの場合は15センチである。波長15センチの電磁波よりも、波長8ミリの電磁波のほうが物体内部への侵襲性が高まる。

例えば、体長2センチの生物に、波長15センチの電磁波を照射すると、外側に影響は与えても、内部にまで影響を与えることは難しい。

だが、波長2センチ以下の電磁波を照射すれば、内部にまで伝わる可能性が高くなるのだ。

実際にミツバチに対して2GHz、6GHz、24GHzという、まさに携帯電波を照射する比較実験が行われているが、その結果、24GHzの電磁波(波長12.5ミリ)を照射した場合、体内までほぼ完全に伝わることがわかっている。

いずれ、5Gネットワークは全世界に張り巡らされる予定であるが、昆虫たちにどのような影響が出るのか、不安を抱く専門家も少なくない。

ミツバチはすでにネオニコチノイド系農薬が原因と思われる大量死が問題視されてきたが、さらに5G電波の攻撃に遭えば、花粉媒介者としての役目を果たせなくなるかもしれない。

農作物の収量低下といったレベルを超えて、生存すら危ぶまれる植物も出てくるやもしれない。

これは、生態系を崩し、最終的に人類の未来に影を落としかねない。

すでに問題が指摘されてきている以上、まずはその問題と向き合い、ヒトだけでなく、さまざまな生物への影響度を調べていくことが先決である。

日本ではまったくといっていいほど、5Gへの移行による利点しか話題とされていないことに違和感を覚える。

地上の野生生物が日々同じリズムを維持しているように、我々も自然体でいれば、自ずと地球とリズムを同調させる。かつてはそうだった。

ヒトは自然との同調を失ってきたのだ。

5Gへの移行を機に、我々はもっと基本的なことについて考え直すべきなのではなかろうか。

<抜粋終わり>

リニア中央新幹線の問題もそうですが、危険性が分からないなら、やらない」という姿勢が大事だと思います。

外国は、その方針で5Gの導入を見送っている国もあるのに、日本は「危険性が分からなくても、やる」から恐いです。

原爆原発も、日本人は実験台なのです。

5Gも実験台にされてはたまったものではありません。

徹底的な検証を望みます。


美しい地球を守ろう!

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