とにかく、エンターテーメントに徹している。

 

 そして、学者としての姿勢も、自分を天才だ!と本当のことを時々言ってしまったり(笑)、救いようのないダジャレを連発することも含めて、政治ではなく、真実を追究していく姿も尊敬しています。



 国会議員にもなってるし、元東京都知事の猪瀬直樹、現都知事の舛添要一氏は『朝まで生テレビ』で激論した盟友だったりしてみんな政治家になってますね。



 真剣な話題なのに、そこにギャグを入れてしまい、不評を買う小説を僕が書いてしまうのも栗本氏の影響でしょうね。



地震ごっこ

https://kakuyomu.jp/works/4852201425155006317/episodes/1177354054881081243




 栗本氏はかっぺえびせんのカルビーの顧問もやってたりして、仮面ライダースナックのアイデアを出したりして、カルビーから対談雑誌のようなものを出してるが、それも全部読んでたりします。栗本薫と並んで、W栗本マニアです。



 『パンツを捨てるサル』はパンサルシリーズの中で唯一復刊されてない本で、(カッパ・サイエンス) 新書の古本でしか手に入りません。



 ベストセラーになったので、40代ぐらいの方は読んだ方も多いと思いますが、内容的には人の快感進化論を唱えています。



 レトロウィルス(RNA)による遺伝子書換え(逆転写酵素による)によって脳のレセプター(受容体)が増減することによって、何に快感を感じるかが変わっていって、それが社会の流行や動向を左右するという『横浜駅SF』もびっくりな内容です。

 むしろ、SF小説を書けそうな内容です。

 ただ、これは単なる事実を組み合わせただけなので十分にありうる話なんです。



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>生活環

ウイルスのエンベロープが細胞膜の受容体と結合することで、細胞内にRNAと逆転写酵素が侵入する。

その後逆転写酵素が作用し、ウイルスRNAを鋳型にマイナス鎖DNAを合成する。そして合成されたマイナス鎖DNAを鋳型にプラス鎖DNAが合成され、一本鎖RNAが二本鎖DNAに変換される。

その後二本鎖DNAは宿主細胞のDNAに組み込まれ、プロウイルスと呼ばれる状態になる。プロウイルスは恒常的に発現している状態となっており、ウイルスRNAやメッセンジャーRNAが次々と合成されていく。メッセンジャーRNAはウイルス蛋白を合成させ、完成したウイルスは宿主細胞から発芽していく。

このレトロウイルスは近現代において「天然のナノマシン」として、様々な遺伝子治療や遺伝子研究に利用されている。



レトロウイルス科(逆転写ウイルスから転送)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E7%A7%91

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 レトロウィルス(RNA)による遺伝子書換え(逆転写酵素による)というのは科学的にあることなんですが、ガン細胞などでもそういう現象があるんじゃないかと思います。



 つまり、レトロウィルス(RNA)は非常に変異しやすく、人の細胞を乗っ取って、ウィルス生産工場にして自分自身を増殖することができるんです。

 インフルエンザの遺伝子がどんどん変異するのはこれが原因で、ワクチンが効かないのも変異に追いつかないからです。



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分類

ウイルスの分類上のインフルエンザウイルスはオルトミクソウイルス科に分類されるウイルスのうち、A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、C型インフルエンザウイルスの3属を指す。 オルトミクソウイルス科の特徴は以下の通り。

エンベロープを持つ。

マイナス鎖の一本鎖RNAをゲノムとして持つ。ゲノムは分節性である。

RNA依存RNAポリメラーゼをウイルス粒子内部に含む。

RNAの複製が宿主細胞の核内で行われる。



インフルエンザウイルスより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

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 一本鎖のRNAから二本鎖のDNA(一組になってるので安定していて遺伝子は変異する)を作って細胞を乗っ取って増殖→またRNA化(この時不安定なので変異する)して、他の細胞に結合するというパターンでどんどん増殖していく。



 人類が何万年もかかる進化を数週間でやってしまいます。



 僕は基本的にウィルスによって人類は遺伝子のアップデートをされていると思っています。

 ウィルスは非生命体、結晶化もしますので、隕石にくっついて宇宙から飛来します。これはノーベル賞の受賞の科学者も支持してる説です。




「インフルエンザウイルスはヒトからヒトへ感染していくものではなく、宇宙から個人に直接感染するものである」という説を今一度思い出し

https://indeep.jp/virus-rain-falling-everyday-from-our-sky/




 結論としては人類は神様か何か分からないですが、宇宙のいる謎の生命体によってその生死を握られていて、それによって進化しているということになります。




 でも、生物の進化は体の中で酵素が生産できなくなるという『病気のような進化』であり、病気によって遺伝子を書き換えられて、種が変化して、突然変異のような進化になります。



 進化の頂点だといわれる人間では野菜や果物、肉、魚を外部から取らないとダメですが、植物は完全自給自足しているし、それができなくなって、他の者を捕食しないといけないために動物になったと思われます。




 ダーウィンの進化論では、陸上生物が突然、空を飛べる鳥になる進化を説明できません。進化の中間の化石が出てこないミッシングリンクが存在すると言われていますが、そもそも中間がないのではないかと思われます。



 ウィルスによって病に罹った陸上生物が空を飛びたいと思ったら、実はその方向に進化するんじゃないかと思います。

 『病気のような進化』なのに何故ちゃんと空を飛べるのか?が新たな疑問になっていきます。




 トゥリオ・シモンチーニ博士(Dr.Tullio Simoncini)、アントワーヌ・ベシャン (Antoine Béchamp 1816-1908)、千島喜久雄博士 (1899-1978)、ロイヤル・レイモンド・ライフ博士 (Royal Raymond Rife 1888-1971)などの異端の学者の説によれば、ウィルスや微生物は人間の細胞と共生しているではないかと言っています。



 人間の細胞自体がウィルスや微生物の共生できているという説があります。

 善玉菌、悪玉菌のような腸内環境が人の健康と密接に関わってることも最近、よく言われていることです。



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細胞内共生説(さいぼうないきょうせいせつ)とは、1967年マーギュリスが提唱した、真核生物細胞の起源を説明する仮説。ミトコンドリアや葉緑体は細胞内共生した他の細胞(それぞれ好気性細菌、藍藻に近いもの)に由来すると考える。



細胞内共生説

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%86%85%E5%85%B1%E7%94%9F%E8%AA%AC

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千島喜久雄博士 (1899-1978)

細胞と微生物は、融合して共生している。

細胞から細菌へ、またその逆の変化が見られる。

細胞の環境が病的になると、ウィルスや細菌が発生する。(チフス菌、淋菌、桿菌等)

細胞は微生物の集合、融合、分化という過程をもって新生する。

つまり「体内細胞の環境劣化により、細胞が病原菌へ分化する」という見方を示しています。



~千島学説研究会:見直されてきた千島学説・東洋医学を研究する~

https://www.chishima-gakusetu.com/

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 どうも、千島喜久雄博士の説が正しいと思えて仕方ないんですよ。



 最終結論としては、生物や人の進化は神様か何か分かりませんが、宇宙から飛来するウィルスによって成され、生死を決めるのですが、実はその生命体の意志や欲望が進化の方向性を決めているんじゃないかと思います。



 もしくはその何者かによって進化の方向性が決められている可能性が高い。



 それを神と呼んでもいいけど、ガイア(地球生命圏)と呼ぶことも出来るが、階層構造になっていて、人が細胞のような地位になってしまう包括的生命体が存在するのは十分考えられます。



 つまり、人類が宇宙だと思ってる空間は、その巨大な生命体の細胞の一部に過ぎないかもしれないのです。




 そのあたりは栗本慎一郎氏の著書『意味と生命―暗黙知理論から生命の量子論へ 』の中で語られてるので、また読んでみて下さい。



 

 アーサー・ケストラーのホロン理論もありますが、暗黙知理論(層の理論)を唱えた科学哲学者(ノーベル賞を期待されていた物理化学者から転進)マイケル・ポランニー(経済人類学のカール・ポランニーの弟)の方がオリジナルなのでおすすめです。



 アーサー・ケストラーはポランニー保育園に通っていて、ポランニーの一族は天才一家であり、ポランニー研究学会があります。子孫からノーベル賞学者も出ています。



カール・ポランニー

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%BC



マイケル・ポランニー

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%BC




 カール・ポランニーがドイツで経済記者やってた時にドラッカーの才能を見出しています。



 おそらく、西洋医学はヨーロッパノ黒死病(ペスト)で人口の三分の一を失って、ウィルス撲滅したいんでしょうが、実は共生していくことが自然の摂理かと思います。



 ウィルスやガン細胞の振る舞いを見ると、どうもそれは人間を殺すためではなく、生き残った生命体を強化して進化させてるとしか思えないんですよね。



 そういう意味でワクチン医療自体に僕は疑問があります。

 薬害以前にそういう視点で考え直す必要性があると思われます。



 何か凄い斜め上からの宇宙からの批判にびっくりするとは思いますが(爆)



 次回はマイケル・ポランニーの層の理論のお話でもしましょうか。

 これが生命の進化論に繋がっていきます。



 

微生物

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%AE%E7%94%9F%E7%89%A9



パンツを捨てるサル―「快感」は、ヒトをどこへ連れていくのか (カッパ・サイエンス) 新書 – 1988/4 栗本 慎一郎 (著)

 



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