ハンガー・ゲーム2 御紹介




『ハンガー・ゲーム2』(原題: The Hunger Games: Catching Fire)は、2013年のアメリカ合衆国のSFドラマ映画(英語版)である。スーザン・コリンズの小説『ハンガー・ゲーム』三部作(英語版)の2作目『ハンガー・ゲーム2 燃え広がる炎』を原作としており、映画シリーズ(英語版)としても『ハンガー・ゲーム』に続いて2作目となる。製作・配給は前作に引き続いてライオンズゲートが行い、監督はフランシス・ローレンスが務め、サイモン・ボーファイとマイケル・アーントが脚本を執筆した。ジェニファー・ローレンスは再び主人公のカットニス・エヴァディーン(英語版)を演じ、他にジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソン、レニー・クラヴィッツ、エリザベス・バンクス、スタンリー・トゥッチ、ドナルド・サザーランド、トビー・ジョーンズ、ウィロウ・シールズも続投する。

ハンガー・ゲーム2


The Hunger Games: Catching Fire
Comic-Con 2013 (9368943319).jpg
2013年コミコン・インターナショナルでのキャスト
監督
フランシス・ローレンス
脚本
サイモン・ボーファイ
マイケル・アーント
原作
スーザン・コリンズ
『ハンガー・ゲーム2 燃え広がる炎』
製作
ニーナ・ジェイコブソン(英語版)
ジョン・キリク[1]
製作総指揮
スーザン・コリンズ
ジョセフ・ドレイク
ルイーズ・ロズナー
アリソン・シェアマー
出演者

ジェニファー・ローレンス

ジョシュ・ハッチャーソン

リアム・ヘムズワース


ウディ・ハレルソン

エリザベス・バンクス

レニー・クラヴィッツ

フィリップ・シーモア・ホフマン

ジェフリー・ライト

スタンリー・トゥッチ 

ドナルド・サザーランド

音楽
ジェームズ・ニュートン・ハワード
主題歌
コールドプレイ
「Atlas」
撮影
ジョー・ウィレムズ[1]
編集
アラン・エドワード・ベル[1]
製作会社
カラー・フォース(英語版)
配給
アメリカ合衆国の旗 ライオンズゲート
日本の旗 角川書店
公開
アメリカ合衆国の旗 2013年11月22日[2]
日本の旗 2013年12月27日
上映時間
146分[3]
製作国
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語
英語
製作費
1億3000万-4000万ドル[4][5][6]
興行収入
$771,562,000[4]
2億8000万円[7] 日本の旗
前作
ハンガー・ゲーム
次作
ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス
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2012年4月にゲイリー・ロスが降板し、新たにフランシス・ローレンスが監督に就任した。同年7月から9月にかけて新キャストとしてフィリップ・シーモア・ホフマン、サム・クラフリン、ジェナ・マローン、リン・コーエン(英語版)、メタ・ゴールディング、アマンダ・プラマー、ジェフリー・ライトの参加が発表された。撮影は2012年9月10日よりジョージア州アトランタやハワイ州で行われた。アメリカ合衆国では2013年11月22日に公開された。

ストーリー 編集
詳細
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。
第74回ハンガー・ゲームに勝利したカットニス・エヴァディーンとピータ・メラークは、12地区へ戻った後すぐに家族たちと別れて各地区を回る凱旋ツアーに出発する。カットニスとピータは、第74回ハンガーゲームの優勝者として各地区で演説をしていた。

しかし、第11地区で演説をする際、カットニスはルーの死を悼む思いから、エフィーの台本を無視し、ルーとスレッシュの家族に思いの内を素直に伝えた。それを聞いた第11地区の老人が、カットニスとピータに対し、12地区に伝わる尊敬の意味を持つ三つ指のポーズに加えたマネシカケスの音を口笛で鳴らす。それにつられ演説を聞いていた11地区の民が続々と三つ指を行う。

治安維持部隊がそれを良しとせず、最初にそれを行った老人を舞台に上げ、カットニスの目の前で老人を射殺する。カットニスは自分のせいでこうなってしまったとパニックを起こし、ヘイミッチにすがり付く。ヘイミッチはピータとカットニスに、台本通りに凱旋ツアーを進めろと教える。ピータとカットニスはそれに従い、何とか凱旋ツアーを終わらせた。

12地区に戻ってきたカットニスはしばらくは落ち着いた日々を過ごすが、ある日反抗的としてゲイルが地区駐留の治安維持部隊からムチ打ちを受けている場面に出くわす。カットニスはあわてて止めに入るが、新たに着任した隊長は引き下がらずカットニスにも銃口を向ける。そこにヘイミッチとピータが必死の説得に入り、かろうじてその場は事なきを得るのだった。解放されたゲイルはすぐさまカットニスの家に運ばれ、カットニスの母の治療を受け重症ながらも命は助かる。この事件を機にカットニスは、キャピトルに対する反逆を決する。だが、スノー大統領は25年ごとに開かれる特別大会の三回目に当たる第75回ハンガーゲームに歴代の優勝者たちを集め、カットニスの抹殺を企む[8]のだった。

ゲームに参加するためキャピトルを再訪したカットニスたちは、そこで過去のハンガーゲーム優勝者であるフィニック、ジョアンナ、ビーティーらと出会う。この戦いで生き残るには同盟を組むことが不可欠だとヘイミッチに助言され、カットニスは誰が信頼できるか見定めようとする。


ハンガーゲーム当日となりカットニスはゲーム会場に移送される。だが、その彼女の目の前でよき理解者であるスタイリストのシナが、治安維持部隊により激しく殴打される。彼はカットニスの衣装をキャピトルに対する反抗の象徴であるマネシカケスをモチーフにしたデザインにしたことを咎められたのだった。カットニスは暴行されるシナの姿にショックを受けるも、すでにカプセルの中に入っていたためどうすることもできずそのまま会場に射出される。

今度の会場はジャングルだった。カットニスとピータはそこでフィニック、ビーティーらと同盟を組み、苦戦しながらも水不足、激しい落雷、襲い来る毒の霧などの相次ぐ困難を乗り越えていくが、その中でフィニックの恩人であるマグス、ビーティーのパートナーであるワイレスを失う。その中で最後の敵を一網打尽にすべく、カットニスらはビーティーの提案で落雷を利用したトラップを仕掛けるも、その準備中に敵の襲撃を受ける。

これを辛くも撃退したカットニスはとっさの判断で、落雷の電流が流れるケーブルを矢で会場の天井に向けて打ち込む。そこにはゲーム参加者の逃走を阻止するための電磁バリアーがはられていたが落雷の強烈な電流によりそれは崩壊する。カットニスもまた落雷により意識を失うも、崩壊した天井から降下してきた謎のホバー船により回収される。

それにはゲームの責任者であるはずのプルタークが乗り込んでおり、意識を取り戻したカットニスは彼によりスノー大統領とキャピトルに対する反乱の計画を聞かされるのだった。

登場人物 編集
詳細は「en:List of The Hunger Games characters」を参照
前作からの登場人物 編集
カットニス・エヴァディーン
演:ジェニファー・ローレンス、日本語吹き替え:水樹奈々
本作の主人公。第12地区出身。第74回ハンガー・ゲームに出場し、ピータと共に勝利を収めた。本作ではキャピトルの反逆分子として目を付けられ、第75回ハンガー・ゲームで新たな死闘に挑む。
ピータ・メラーク
演:ジョシュ・ハッチャーソン、日本語吹き替え:神谷浩史
第12地区出身で、カットニスと共に第74回ハンガー・ゲームで勝利を収めた。第74回のゲームでは、自らカットニスへの恋心を抱いている事をアピールし、カットニスを困惑させた。特技の絵を利用した、カムフラージュを得意とする。
ゲイル・ホーソーン
演:リアム・ヘムズワース、日本語吹き替え:中村悠一
第12地区出身。カットニスとは狩猟仲間で、カットニスが信頼を寄せる数少ない人物の一人。



Bヘ続く




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