みんな元気ですか
前回の続きだよ・・・
アルクトゥルスとシリウスは古代エジプトでは両方が
常に補完関係にあり一つのペアをなす
大事な星のエネルギーでした。
アルクトゥルスは建築や化学技術の指導もしましたが
同時に人間の精神的進化の為のエネルギー
を持つと信じられていました。
これに対してシリウスは肉体の再生を司どると
信じられていました。
魂と肉体の両方を冥界で導いてくれる星だったのです。
このため古代エジプトの儀式は常にアルクトゥルスと
シリウスに同時に祈りをささげました。
(ハッブル宇宙望遠鏡によるシリウス/ウィキぺディア)
シリウスはおおいぬ座にあります。
日本では犬星(いぬぼし)として古代から知られています。
古代エジプトでのシリウスの象徴はアヌビス神です。
ジャッカルの顔をもち人間の体をした神としてあがめられていました。
アヌビスは冥界の案内人なのです。
ところで日本の神社には狛犬がいます。
この狛犬の起源には諸説ありますがもしかすると
古代エジプトのアヌビスがその起源かもしれません。
友達の風さんによると狛犬の「阿(あ)」と「吽(うん)」は
古代エジプトの「あーめん神」(太陽の神)から来ているそうです。
(ツタンカ・アメンのアーメンと同じです。)
日本の空や神を指す「天(あめ)」も同じです。
神音の「AOUM」(オ―ムまたはアオーン)も同じ音から
来ているそうです・・・。
キリスト教の「アーメン」も音が同じであることは
偶然ではないようです。
どれも神とつながる音霊(おとだま)なのです。
さて・・・
古代エジプト王朝は分かっているだけでも
数千年にわたる王制の維持をしてきました。
もしかすると我々が知っているよりはるかに長い間・・・
例えば数万年に渡って続いた可能性もあるのです。
前出のグレアム・ハンコックの「神々の指紋」によりますと
スフィンクスの背中についている雨条痕(雨の流れが石に造る筋)
を地質学的に年代測定すると約二万五千年以前にはすでに
スフィンクスは存在していたと言われています。
天文占星術によるしし座の時代です。
まりスフィンクス=獅子の意味をもちます。
エジプトには今のような砂漠ではなくたくさんの
雨が降る豊かな季節を持っていた時代があった事も
地質学では知られています。
つまりそれほど長く王制は続いていた可能性があるのです。
ちなみに歴史の教科書ではエジプトは
起源前3000年位に出現したと教えています。
(ウィキぺディアもこの説を支持しています。)
しかしこの考古学に基づいた・・・そして
教科書が採用している説には決定的な疑問があります。
それは過去にさかのぼるほど豊かな文明が栄えていた
という点です。
ピラミッドは古いものほど精緻で緻密に建造されているのです。
後の時代に出来たものほど原型をとどめない位に崩れています。
しかも世界の考古学者がこの矛盾を認めています。
だとすると紀元前3000年頃に突然あの偉大な
古代の文明が砂漠に出現したことになります。
これはどこから見てもおかしいのです。
あまり問題にされませんが、古代エジプト文明の始まりは
いまだ謎に包まれているのです。
考古学も政治の世界のようです。
それはともかく、それほど長い王制が
何によって維持されてきたのか。
それがモーゼの行動の謎を解くカギになる可能性があるのです。
続きはまたね・・・
(はやく次に行こうね・・・パパ~)