第38話 神社参拝
☆第37話~第39話
2012/08/1407:55 - -
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4人の過ごすリビングルーム全体が
神々しい光に包まれて
まるで部屋全体がアセンションしたような
とても心地良い波動に満ち溢れていた。

美世はそんな中
うっとりとした穏やかな表情で目を覚まし
「ママ~」と小さな声でつぶやくように言った。

美世はトイレを済ませておやつを食べた後
かのことまた一緒に遊びだしたので

ゆかりと加奈は引き続き
スピリチュアルな話に花咲かせるのであった。

東京23区内に住んでいる2人は
武蔵の国に位置するので
さいたま市高鼻に鎮座している
氷川神社が一ノ宮になる。

ゆかりの実家は
この武蔵の国一ノ宮氷川神社の近くにあるので
今度一緒に氷川神社に参拝して
その後に大宮公園で遊ぶ約束をした。

その約束を交わしたすぐ後に
「そういえばわりとご近所にも
確か氷川神社があったような気がしたけど…」

そう言ってゆかりが自宅周辺の地図を見て調べてみると
1kmほど離れたところに実際に氷川神社があった。

地図をよく見ると
さらに1kmほど離れた所にも氷川神社を見つけた。
なんだか‘氷川神社‘が2人とも突然強く気になった。

2人は目を合わせて
「今から氷川神社に参拝しに行こうか~!」
とほぼ同時に言い合って笑った。

早速、子どもたちも外出する支度をして
4人は秋のぽかぽかの日差しを浴びながら
散歩がてら氷川神社へと向かった。

ゆかりも加奈も
これまでに神社で参拝するのは
初詣とか七五三とかといった特別な時や

観光地へ行った時
有名な場所とされている神社に
時々立ち寄る程度だった。

スピリチュアルな本を読み進めていくうちに
身近にある神社にも参拝したいと
徐々に強く感じるようになってきてはいたものの

こうして機会を作って参拝するのは
2人とも初めてであった。

15分ほど歩いて氷川神社に着いたが
そこは街中の小さなオアシスといった感じで

周囲には家が立ち並んでいるが
氷川神社は木立に囲まれた
とても閑静な空間の中にあり

鳥居の向こうには
荘厳な感じの小さな御社が見えた。

ゆかりはあらかじめコピーしておいた
東京都神社庁のホームページに書かれていた
「参拝の作法」に関する記事を取り出して
加奈とともに読みながら確認した。

以下はその記事の内容である。

1.入口の鳥居をくぐる前に会釈をし、気持ちを引き締めてから境内に入ります。
2.手水舎の水で心身を清めます。このことを「手水をとる」といいます。

《手水をとる作法》 
(1) 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清めます。
(2) 次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清めます。
(3) 再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぎます。
(4) 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流します。
(5) 最後に水の入った柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置きます。


3.参道を通ってご神前へ進みます。
4.賽銭箱の前に立ったら会釈をし、神さまに捧げる真心のしるしとして、賽銭箱にお賽銭を入れます。
5.二拝二拍手一拝の作法で拝礼し、会釈をしてから退きます。

《二拝二拍手一拝》 
(1) 深いお辞儀(拝)を二回繰り返します。 [二拝]
(2) 次に両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前に引き、肩幅程度に両手を開いて拍手を二回打ちます。 [二拍手]
(3) そのあとに両手をきちんと合わせながら心を込めて祈ります。
(4) 両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀(拝)をします。 [一拝]

~東京都神社庁ホームページより「参拝の作法」転載~

「あと留意することは
確か参道の真中は神様の通る道だから
真中はあけて少し端を通るようにするのよね。」

そう2人は確認すると
美世とかのこにも同じようにふるまうように伝え
4人で深く1礼をして鳥居をくぐり
参拝の作法に従って参拝したのだった。

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