③からの続き




Corey : これは誰でもできる体験なんです。

William : そうそう。

David : さっき「目覚める魂」と言いましたが、あなたの番組ですか?

William : ガイアTVの番組です。

David : どういう番組ですか。

William : 「目覚める魂」という番組の放送は13回に分けています。アセンションに関する失われた科学というのがテーマです。番組は歴史を遡って、アセンションという概念を歴史がどのように捉えているかという基本から紹介しています。これは今に始まったものではなく、長い間歴史に埋もれていて、アートにも隠されているんですよって。 

番組では初歩的なことから問いかけていきます。ニューエイジ用語で「私はスターシードなんだ」なんて言っているのを聞いたことがあるでしょう?

Corey : ええ。

William : そういう話になると興味を失う人も多いのですが、その言葉が紀元前200年頃の古代ギリシアのストア哲学によって生み出されたものだとは知らない人が多いです。

Corey : そうなんですか?

William : 私たちの魂がスターシードだという話は、その頃にはすでにありました。

Corey : ニューエイジから生まれた言葉だと思ったのですが。

William : ええ。それこそが「目覚める魂」という番組の狙いの一つです。これは実は昔からあった話で、歴史資料をひもといて、絵画でも見て、答えを見つけましょうという番組です。

Corey : 面白そうですね。

William : ええ。この番組ができてワクワクしました。取り上げて頂いてありがとうございます。

David : では、ほかの話をしましょうか。バッグの中にほかに何か手品はありませんか。

William : 4世紀のエジプトからです。これはカイロのコプト博物館で撮ったものです。 


コプト教会はエジプトのキリスト教です。彼らはキリストの本来の歴史を知っていると信じています。それは多くの人が持っている現在の認識から見ると違うものです。 大事なのは、イエスが青い球体の中にいて、書を持って玉座に座っていることです。これはアセンションの場面です。

David : 疑い深い方のために確認しておきますが、同じ絵を描いたこの人たちが互いの絵を見せ合ったという可能性はありませんか。それとも、彼らは地理的に離れていて、そもそもそれが不可能なのでしょうか。

William : 彼らは地理的に大分離れた場所にいました。もちろん4世紀でもエジプトまで行ってそれを見て真似した可能性は否定できませんが、でもこれはキリスト教が残した文書の一部ですよ。

David : ええ。

William : ここには、彼らの体験が綴られているのです。それが同じ体験をした多くの人によって裏付けられています。コーリー、あなたも体験しましたね。

Corey : それに、その時代では、絵画は伝統に根ざしたものでした。

William : そうなんです。昔の人々は伝統を大事にしていたのです。それは神聖なことだから、人々が勝手に解釈を変えて横道に逸れたりしないでしょう。

David : そういえば、聖書の中では、イエスは大衆の前で、たとえ話しかしないというのは本当ですか?ウィリアム。

William : 本当です。

David : でも、聖書の経典には記述されませんが、使徒だけといるときは、たとえ話以外のことも話しますよね。

William : そうです。

David : つまり、それこそが素の教えの一部ということですか。

William : それこそがキリスト教の神秘学の一部だと思います。一般のキリスト教徒はおそらくこのような絵画をまず見ません。なぜなら、これは神秘学派の会員にしか見せていなかったからです。

Corey : でしょうね。私もクリスチャンとして育てられていて、いまもクリスチャンだと思いますが、このような絵画を見たことはありません。

William : そうなんです。きっと教会の聖職者がこんなことでも言ったのでしょう。「とりあえず、この絵はあそこにとっておこう。いつか彼らが自らそれを見つけるだろう。」 この絵の中で、青い球体の中にいるイエスが、重要な意味を持っています。その同心円も同じです。 記号学者として同心円を見れば、二つのことを思い浮かべます。音または波動です。音の輪が広がっていって、ホワッホワッホワッって感じです。

Corey : そういえば、音叉がありましたね。

William : そうなんです。同調するという意味では、命の鍵と通じています。ほかにもポータルや渦、ゲート、ワームホールを連想できます。この絵から、「玉座のイエスは波動のゲートの中にいて、光と愛に溢れている」と読み取ることができます。彼は宇宙のそこら中を旅しているのです。 さらにこれらの二重反転のリングを見てみましょう。それってまさかトーション・フィールド(ポータルの原理)では?そのように見ることも出来ます。

Corey : 彼は高い波動の存在なので、その波動が周りに広がっているのかもしれませんね。

William : そうですね。それも重要なところですが、彼らは波動のとても高い存在なので、私たちの通常の感覚では感知できません。そのため、私たちが感知できるように、その周波数を落とすなにかしらの乗り物が必要なのです。それが青い球の機能の一つかも知れません。玉座もその機能を担っていると思います。ここで一つ、大きな秘密を教えてあげましょう。 その玉座とその足載せ台は契約の箱(アーク)です。アークは旧約聖書の契約なので、キリスト教には不要のもののはずです。イエスにもアークが必要ないはずです。

Corey : ええ、新しい契約になっているからね。

William : でも彼はその足載せ台に足を乗せています。その神の足載せ台こそがアークです。それは地球であり、契約の箱でもあるのです。人々が彼を感知できるように、その箱で彼の高い周波数を落としたと考えたらどうでしょうか。そうしないと、彼の速い動きに人々はついていけないでしょう。

Corey : 確かに旧約聖書では、契約の箱は装置のように描かれていますね。

William : そうなんです。装置であることは間違いないと思います。

Corey : 多目的装置でしょう。

William : ええ。ただのテレポート装置だけでなく、何かの放射線武器かもしれません。だいぶ脱線してしまいましたが・・

David : 彼らはエリコの町でアークを担いで角笛を吹き鳴らし、城壁を泥に変えて崩壊させました(旧約聖書ヨシュア記6章)。

Corey : 振動を使っていたということですね。

David : ええ。

William : 間違いなくそうでしょう。この玉座と青い球体は、エジプト人のブルーエイビアンズに対する認識です。

David : お陰さまで思い出しました。この同心円に感心しましたが、私は2001年4月にこんな祈りをしました。「青い球を見た人たちの話を読みました。それが私に唯一まだ体験していないことです。どうか私にもその体験を与えて下さい」という内容でした。 その後、私は父に電話しました。電話の向こう側には父と弟がいましたが、3人で電話していたら、弟が瞑想の中で青い球を見たと言ったのです。

William : WoW!

David : 青い球が現れて、部屋の中でさまよって、天井に上がって、広がって渦になりました。周りは明るいが、中心に向かうほど青くなると彼はその様子を説明しました。

Corey : デービッドからその話を聞いたときに驚愕しましたね。

David : そしてそれがスターゲートに変化しました。天井に吸い込まれるワームホールのようでした。

William : ほほぅ。

David : それが消えるときに、こう言い残しました。「お兄さんの書いているアセンションは一気に起きたりはしませんよ。それは一連の上昇イベントです。これはあなたのための最初のイベントです。」

William : ほらほら。

David : たまげたね。

William : 玉だけにね・・ははは。

David : 弟が見たのはまさにこの絵ですよ。 


William : 詳しく説明すると、彼が手にしているのは知識の書です。「アセンションのために、何をすればいい?」と教えてくれる書です。その胸当ても、その上の十字架も、オープンハートのチャクラを表しています。私たちは祝福されているのです。 

私たちにそれなりの感性と同調の意思があれば、彼の手にしている象徴に釘付けになって、その意図に気付くでしょう。「よし、私たちは招かれているのです。自分の中にある青い球を解き放ち、または意識の中に青い球を招いて体験するのだ」と。

Corey : 素晴らしいですね。

William : これがアセンションですよ。

David : ところで、この話で盛り上がっていますが、彼らの関係について・・・キリスト、ブルーエイビアンズ、スフィアビーイングのメッセージと、ついでに内部地球の人々も入れて、図書館でのカーリーとの会話、これらの関連についてはまださほど核心を突いていませんね。彼らはどんな関係でしょうか。

Corey : 一つ言えることは、彼らのメッセージはいずれも他人を許し、自分を許し、常に他人への奉仕に尽力し、波動を高め、自分の内側の光に注目して、そういう部分では共通しています。他人の目の中のホコリを取る前に、自分の目の中のホコリを取りなさいということです。

訳注:「自分がちゃんとしていないと、他人の面倒も見られませんよ」ということです。

William : その通りです。

Corey : それはほとんどの宗教の行き着く先でもあるようです。

William : 全く同感です。あなたのそのメッセージが、私たちがアセンションするための新たな動機になりました。私たちが奉仕の人生を生きていれば、このような(アセンションという)報酬が得られるのですから。

Corey : ええ。このような画像をもっと見たいですね。素晴らしかったです。

William : それはよかったです。こちらはシナイ山について描かれた絵です。シナイ山でのモーゼの物語をみなさんご存じですよね。そこには美しい修道院があり、彼らはこのような初期の絵画をたくさん書き上げていました。この絵では、昇天したキリストの青い球はまたも星々に満たされて、虹の橋にかかっています。 


これも、彼が天空の世界を旅していることを示した、もう一つのポータルです。

Corey : ほほぅ。

David : 私の番組「知恵の教え」にも少し触れましたが、あなたから聞いたと思います。彼が虹の上に座っていることの意味はなんでしたっけ?

William : 彼がいわゆる光のレインボー・ボディ(虹の体)になっていることを示しています。これはチベット語による表現です。キリスト教徒はそれをグローリー・ボディ(光り輝く体)と呼びます。復活の体です。

David : そうでしたね。

William : これは前に言っていた蝶の状態です。人類進化の次なる段階です。私たちの中にあるのは、虹色の光を差すと言われるライト・ボディです。なので、虹の上に座っているまたは虹の光に包まれたイエスを見れば、彼はそのグローリー・ボディになっていることを示します。グローリーは光輝くを意味します。彼はライトボディとなって、光を周りに照らしているのです。

David : 彼は青い球の上に立っているように見えますね。

William : ええ。その足元の二つめの青い円弧は、足載せ台と同じ概念です。スターゲートの旅、おそらく時間の旅も。

Corey : 背景には星々がありますね。

David : もう一度教えて下さい。ガイアTVで新しくできたあなたの番組は?

William : 「目覚める魂」です。

David : OK.

William : 失われたアセンションの科学について、13回に分けてお送りします。アセンションの驚くべき歴史の旅へご案内します。キリスト教徒、仏教徒、エジプト人の伝統、神聖なるフェミニン(女性)など、様々な伝統での習わしにも触れます。アセンションという概念がどのように捉えられてきたか、それを私たちはどうやって自分の現実にするか、いろいろです。

David : 面白そうですね。

Corey : 私もこのことを教わって本当によかったです。これらの絵を見た人がたくさんいますが、こういう話を知らないと、その関係には気付かないでしょう。

William : ええ、どうもありがとう。この物語には迫力があります。この時代にいる私たちのためのメッセージでもあります。これは、私たちが自分の波動を高め、いつかその青い球に乗れるようになるためのメッセージです。

Corey : ありがとうございました。

David : さて、今回はここまでです。私たち同様、皆さんも楽しんで頂けたでしょうか。デービッドウィルコックでした。ゲストはウィリアム・ヘンリーと、コーリー・グッドでした。ご視聴ありがとうございました。



翻訳:~夜明け前~
http://s.ameblo.jp/space-wanderer/entry-12178406975.html

Sphere-Being Alliance
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※行間を詰めさせて頂きました。 管理人。

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