夜明け前~ より転載させて頂きます。




コズミック・ディスクロージャー
古代アートの中のブルーエイビアンズとスフィアズ 
シーズン5、エピソード3


David Wilcock : さぁ、『コズミック・ディスクロージャー』へようこそ。司会のディビッド・ウィルコックです。コーリー・グッドをお迎えしております。今回の特別版には伝説のウィリアム・ヘンリーもゲストに加わって頂きました。 

1990年後半のウィリアム・ヘンリーの作品をよく知っています。私はいろんなところへ行きました。想像できたどんなことでも取り上げてきました。イルミナティ、UFOなどなど。それに対して、ウィリアムは一貫しています。彼は常にアセンションとキリストと、メッセージの本質に焦点を合わせてきました。それが今日ここで最終的に伝えたいメッセージでもあります。 

彼のアートに対する見識とひらめきは、私がいままで会った誰よりも、素晴らしい実績を残してきています。彼の情報がコーリー・グッドの証言を裏付けられることに気付いたとき、彼を番組に招かなくてはと思いました。 
今回はびっくりするようなものをお見せしますよ。楽しみにしていて下さい。 

ウィリアム、お元気ですか。

William Henry : とても元気ですよ。

David : アセンションについて、あなたの見解を少しお聞かせ下さい。あなたにとってアセンションとは何ですか。

William : えーと、私はいつも毛虫と蝶の話に例えて聞かせます。私たちは人間の体を借りて、サナギという段階を生きています。そしてその次の段階へのアセンションが私たちを蝶へと変化させるのです。

昔こんなアニメを見たことがあります。二匹の毛虫が蝶を見上げています。一匹の蝶が近くをかすめて飛んでいくと、毛虫同士で「その蝶のようになって飛びたいなあ・・でも絶対無理だろう」と会話していました。私たちはまさにその毛虫みたいなものです。人々はアセンションの意味を知らないし、その概念すら持ってないのです。 

アセンションは単純に、私たちの毛虫形態と別れを告げ、変態を経て、次の形態に昇り、天空の旅人になり、宇宙の存在になるという意味です。おっしゃる通り、私は実にいろいろなアセンション・アートを研究してきました。そして大抵同じような描写に出くわします。 

それらのアートはいつもキラキラと輝く光の存在をヒューマノイドとして描いています。その存在は光の球体の中にいますが、その球体はポータルを表します。それは私たちが体の中から、いずれ具現化される、ある種のアセンションの乗り物を表しているのです。

David : コーリーは狂っていると思いますか?彼の語ったことについての見解は?

William : 彼の話を聞いてすぐに、自分が古代の世界で見つけたことと共通していると思いました。彼の言っていることはちっともおかしくありません。なぜなら、ブルースフィアビーイングの存在を私も知っているからです。ブルーエイビアンズの存在は古文書に残されています。彼らは実在したのか、それとも神話の中の存在なのか、確たる答えは持っていませんが、人類は何千年もの間に、天使という存在に夢中してきたのです。 

古代アートの中に、彼らは青の存在としてよく描かれています。羽を持っている、または鳥のような存在としてもよく描かれており、まさにブルーエイビアンズです。

David : 歴史的な裏付けのない物語を精巧に作り上げたと、コーリーを非難する人が現れましたが、あなたの話はその裏付けになりますね。

William : そうですね。初めてコーリーの話を聞いたとき、なんという一致だろうと思いました。これは想像で作り出せるものではないのです。これは長い間ずっと人類の記憶に埋もれてきたものなのです。

David : このブルーエイビアンズとアセンション・アートの関係は?

William : ブルーエイビアンズは教師です。彼らはアセンションの奥義をもたらす光の使者です。救世主といってもいいのですが、それでは全然違う意味になってしまうので、彼らはあくまでも知恵を教えてくれる人類の世話役です。 

彼らは私たちの中に眠っていた魂の潜在能力を目覚めさせようとしているのです。その能力で私たちは望むとおりに、地球を離れて宇宙の旅に出て行くこともできます。

Corey Goode : あなたは2002年からこの課題に特別に取り組んできたと言っていましたね。

William : はい。キリスト教義の秘教を研究していて、イエスのアセンションに関する物語を調べ始めました。聖書の中に、イエスが雲に乗って天に昇り、いずれは同じように戻ってこられるとはっきり書いてありました。 

確かにキリスト教のアートは、仏教の雲乗りと同じように、イエスが雲の上に立っている描写が多いですが、しかし、彼のアセンションが青い球体の中で行われ、場合によっては彼自身が青い存在として描かれているアートもかなりあります。彼はその青い球体から星々に昇ったり、あるいはその青い球体で地球に戻ってきたりします。 それは明らかにある種の移動用の乗り物です。

David : では、早速飛行機から飛び降りてパラシュートでも開いて、その素晴らしいアートを見ていきましょうか。時間がもったいないです。

William : ご覧に入れましょう。

David : 最初に何から見ていきましょうか。

William : エジプトのホルス神殿です。上エジプトのナイル川にあります。 


ここはホルス神殿の外壁で、これは紀元前300年頃の壁画です。 


壁に刻み込まれたこれらの描写では、驚いたことにホルスは鳥人間として描かれています。残念ながら、この神殿では色彩があまり残っていません。 


しかしズームインしてみると、ホルスが青い存在であることがはっきり分かります。

David : 顎(あご)の下と目の上も明らかに青ですね。

William : ですね。

David : なるほど。

William : まあ、「誰かが後で書き足したのだろう。ホルスが青い鳥人間なんて訳がない」と、なんとでも言えますが。 そこで、今度は近くにある同じ時期に築かれたデンデラのハトホル神殿を見てみましょう。 


David : これはたまげたな。

William : ホルスの戴冠式を描いた素晴らしい壁画です。羽根のマントを身につけているところを見ても、彼は鳥の存在であることがここでははっきりと示唆されています。彼はアセンションの王座に座っていますが、それは彼が星々まで行けることを意味します。 


青い鳥の存在であることは間違いないですね。私たちの言葉でいえばブルーエイビアンです。

David : ところでコーリー、この壁画はあなたが実際に見たものと、そっくりという訳ではないですよね。

Corey : ええ。

David : ウィリアム、この壁画を彫った人たちは目撃者でしょうか、それとも伝説に基づいて彫ったのでしょうか。

William : どちらでも考えられます。創作者のインスピレーションがどこから来たのかは不明です。

David : そうですか。

William : デンデラのこの彫刻家が青いホルスを見たのか、それとも長老とかに彫るように命令されたのか?この存在がなぜこのように描写されたのか、これまでも文書で記述がありましたが、本当のところは解釈次第ですね。

David : 重要なのは、実際に鳥の顔をした青い人間の体が彫られたことですね。

William : ええ、そうなんです。

David : 普通に考えるとあり得ないですよね。

William : ですね。それに、この壁画では、ホルスはアセンションの王座に座っています。彼に捧げられているのは魂の象徴とゲートと思われます。ホルスはいくつかの重要な道具を手にしています。 彼が右手にしているのは、天国への扉を開くための復活の杖です。左に持っているのは「命のカギ」です。 コーリー、その復活の杖の底を見てください。何が見えますか。

Corey : 音叉か、何かの共鳴装置に見えますね。

William : そうなんです。音叉のように見えます。「命のカギ」と同じです。ただのおしゃれかもしれませんが、何かの振動技術と見ることもできます。

Corey : 何かの示唆にしてはかなり微妙ですね。

William : そうですね。

David : 私の番組「知恵の教え」の中で何度か取り上げていますが、杖の上端にある不死鳥ベンヌ が実はプテラノドンの頭です。これらの恐竜が時折ポータルを通って私たちの時代に入ってきており、エジプト人はそれを見て杖に祭っていたのです。 このプテラノドンの頭から、アセンションあるいはポータルのようなものを表現しているように見えますね。

William : ええ。彼らの様式にしては奇妙です。そこにいるはずのない恐竜が実際に目に見えていますし。 つまり、ここにいるのは人類の世話役であり、教師です。彼はこう言っているのです。「そなたに命のカギを与えよう。そなたに教えよう。そなたの波動を高めよう。それで天空を駆ける乗り物が手に入るのです。」

Corey : ブルーエイビアンズはまさに私たちの波動を高めるためのメッセージを与えてくれています。

William : そう、波動です。彼らが私たちに知って欲しいのは波動と愛情です。

Corey : 愛情と寛容ですね。

William : それが扉を開けるカギです。

David : 彼の座っているものと着ているものという観点から、他の図柄との間の連続性はありますか。

William : 彼らの手の中に注目しましょう。

David : はい。

William : 彼らは大抵杖を持っています。今度は座っている玉座をよく見て下さい。

David : 少し下がってくれませんか。もうちょっと見たいので。

William : どうぞ。

David : 何を見ればいいでしょうか。





②ヘと続く





以上シェア♦