① からの続き


DW :  あなたは立っていて、ひたすら、やじを飛ばされてたんですね。

CG :  やじを飛ばされてた、そうです。

DW :  ステージ上はあなた一人だけ?

CG : ステージでたった一人。何の準備もなし。ただ歩いて行って、そこに立つよう言われたんです。すると突然、全員静かになり、自分の席に着いて私の後ろを見始めました。光が見えたとか、変わったものは何もありません。背後を見ました。すると、そこにブルー・エイビアンズの一人が立っていました。それがロー・ティアー・エー(Raw-Tear-Eir)で、後でその名前を知りました。他にスフィア・ビーイングにはゴールデン・トライアングル・ヘッド(訳注: 黄金の三角形の頭、の意)と呼ぶ存在もいます。それまで一度も会ったことはなく、名前も何も聞かなかったので今はそのように呼んでいます。彼らはあまり知られていませんが、でも…

DW :  身体に、ゴールドの三角形がのっているんですか?

CG :  頭はゴールドの逆三角形で、とても大きな青い目をしています。肩幅はとても狭くて、頭と同じくらいの幅です。背丈は10フィート(3メートル)くらい、ブルー・エイビアンズより2フィート(60センチ)高いです。腕は極端に長くて細い。脚もです。服は着ていません。生殖器官や、そのようなものはありません。肌は光沢のある茶色で指は3本あり、つま先は3本に分かれていてこういう風に支えて立ちます。三脚のようにね。この彼もいました。話も何もしていません。ただそこに立っていました。体内には骨というものがないようです。かなり奇妙な、幻影のような姿をしていました。そしてティアー・エーが私にテレパシーで話しかけてきました。手も上げて、手でもコミュニケーションを伝えてくれました。

DW :  あなたは彼を見ていたのですか?それとも聴衆を見てました?

CG :  彼を見ていました。私の注意が引きつけられたんです。聴衆も引きつけられたようにね。

DW :  彼らは、それまでにもこういう事を見たことはあるのでしょうか?

CG :  ゴンザレスと、ごく僅かな人を除いてはブルー・エイビアンズを見たことはありませんでした。ですから、彼らはこの時に初めてブルー・エイビアンズに会ったのですね。そこにいた人は全員、この日こうなる事は知っていました。皆、わかっていて来てたんです。何がどうなるかわかっていないのは私だけでした。何らかの理由があってでしょうが、このように彼らは物事を進めます。だいたい、何がどうなるか私はわからないまま、あらゆる状況に放り込まれる。常軌を逸していますが、私はそれに慣れて対応するようになりました。

DW :  彼らが現れた途端、やじは飛ばなくなったんでしょうね。

CG :  ええ。その時です、ティアー・エーに前を向いて自己紹介しなさいと言われたんです。そして、彼が言ったことをすべて一語一句そのままに伝えなさいと。入念に何も変えずに、そのままを繰り返すよう言われました。すべて、一語一句そのままでなければなりませんでした。それで私は聴衆の方を向きました。開会の言葉として彼に言わされたことをすべて正確には覚えていません。ですが彼は質問を受け付け始めました。たくさんの質問があがりました。大部分が、技術的な質問でした。何を尋ねているのか、私には理解できない内容でした。ティアー・エーは理解していました。私は答えていましたが、自分が言っている内容は理解できませんでした。ただ中には興味深い質問があったのを覚えていて、自宅に戻ったら忘れないよう即座に書き留めました。そのリストができて-

DW :  ぜひ。もし読み上げてくださるなら、ぜひとも聞きたいです。

CG :  制服を着たある人が尋ねたんです。エイビアンズは、ONEの法則の、あのラーなのかと。そんな事を聞くなんて面白かったですね。ティアー・エーが私に答えさせたのは、”私はロー・ティアー・エーです”、ただそれだけでした。

DW :  そうですね、ご存知の通り、ONEの法則ではすべての質問に対し、答えは必ず「私はラー」で始まります。わかりやすいですね。

CG :  それで、その人はこの答えにガッカリしたようでしたが、次の質問に移りました。地球から来ているらしき、とても堂々として重要人物そうな人が尋ねました。なぜこんなにたくさんの球体が必要なのか。太陽系には100もの球体があるのは何故か、それにこの存在達は大きなシップが必要なのか?と。ロー・ティアー・エーは、これからはティアー・エーと呼びますね、私にこう答えさせました。”私達は輸送手段を必要とはしていません。太陽系全体に、100を遥かに越える球体が等間隔で配置されています。これらの球体は、あなた方にとっての機器ともいえるもので、あなた方の太陽系に到来している高チャージな振動エネルギーの津波嵐を緩衝させるために配置されています。あなた方のシステム(太陽系)は銀河のある領域に入って行きますが、これらがあなた方の星、惑星、住民達の生活に不利な影響を与える事はありません。
"
DW :  すごい。

CG :  別の人が尋ねました、”あなた方は球体の中で生きていないのであれば、非物質化した後あなた方はどこに行くのですか?”と。彼の答えは、”私達の多くは自分達の現実に調節を戻し、その他はあなた方の言葉でいう「覆われた」状態で残り、地球上の活動を観察します。地球やあなた方の他のコロニー(居留地)、周りの人々には知られていない設備を観察します。” つまり彼らは別の位相に出るか、隠れるということです。その他は自分の現実に戻ると。彼らは、球体の中にはいません。他の人が尋ねたのは、こんな質問です。”実行可能な諜報を持った別の秘密宇宙プログラムが離反しましたね。彼らは大きな変化を起こし大勝利を収めることができたはずなのに、その後に介入が入ったのはどうしてですか?” これについての答えとしてある情報が伝えられました。あらゆるSSPグループは理解していましたが、当時の私には理解できませんでした。その後、何のことかわかったんです。その時の彼の答えは、”介入が入って以来、策略は変わり、混乱が起きていました。火星と地球で極めて破壊的な出来事が起こり、たくさんの無垢な生命が失われました。その新たな策略は「この規模くらいの巻き添え被害は容認できる」という方向に同盟を向かわせている、その不穏な兆しだったのです。”

DW :  どんな規模だったのですか?

CG :  後でお話ししますが、火星のある施設では確か25万人ほどが亡くなりました。

DW :  同盟からの新たな離反者が指揮した、軍事攻撃でですか?

CG :  ええ、評議会からの許可無しにです。自分達だけで動いたのです。

DW :  彼らには実行可能な諜報があったと言いましたね?

CG :  ええ、離反者や他の秘密宇宙プログラムからの情報です。

DW :  ではこのような攻撃はいつでも好きに出来るわけではないのですね?

CG :  その実行可能な諜報に関しては、彼らには時間の余裕がなく、すぐ行うかオペレーションをやめるか、というものでした。それで彼らは、自分達で行動を起こすことにしたのです。

DW :  ティアー・エーや彼の仲間はそれについてかなり憤慨していたのですか?

CG :  はい。外面バリアが設置されてから、二つの秘密宇宙プログラムのグループが太陽系に再び入ってくるのを阻止されていました。彼らの一部を帰らせようと、働きかけている人々もいました。ギャラクティック国家連合を欲し、質問していた人達です-私はこの連合のことNATOタイプのSSPグループと呼んでいますが、ギャラクティック国家連合という名称を聞いたのはこの時が初めてでした。彼らは、そのグループは戻ってくればスフィア・アライアンスの提示するいかなる要求にも応じると言いました。

DW :  バリアが築かれた時、ギャラクティック国家連合のうちどれくらいの人々が太陽系外にいたと思いますか?

CG :  ほぼ全員です。

DW :  人間ですよね?

CG :  人間です。

DW :  どこから来たのですか?

CG :  彼らは太陽系の外側にすべての拠点を置いて活動していました。ですからすっかり外側にいるまま戻れないのです。そして答えは-彼らの要求は却下されました。そして予測可能な限りの未来において、太陽系内・太陽系外ともにすべての移動は保留である、そう伝えられたのです。多くの人々にとってこれは受け入れ難い答えでした。そこに出席していた大勢の人は、このグループが戻れるよう、この嘆願を受け入れてほしかったのです。彼らは、このグループを中立のグループと捉えていましたから。

DW :  宇宙プログラムの人達がアクセスしているすべての知的文明は、こういったバリアを太陽系の周りに築くなんてこともあり得ると知っていたのでしょうか?どうもこれは不意打ちのような、驚かせたような感じがしますが。

CG :  誰もが驚きましたよ。

DW :  では、これは並大抵なことではないと?

CG :  と思います。軍関係の人が深遠な質問をしました。軍関係者からこのような質問が出るというのは奇妙なんですが。彼らの質問です-一つ質問です。知れ渡っていることですから、インターネットで何らかの情報にアクセスしたんでしょう。”私達の死後に、魂を捕らえるトラップ(罠)はあるのでしょうか?”

DW :  魂のトラップ?

CG :  ええ、魂のトラップ。白い光の人々が、死後について伝えている中に魂のトラップというのが出てくると、ゴンザレスが言っていました。もし白い光のところにいくと、輪廻転生の魂のトラップにとらわれるそうです。

DW :  アート・ベル(Art Bell)が90年代にそう言ってましたね。光のところに行くな、それはトラップだと。

CG :  そう、それが彼らの尋ねたいことでした。その時点では、何のことだか私は全然わかりませんでした。ティアー・エ-から返ってきた答えは”私達が生きている間、その後も、遭遇するトラップは自分にかけたトラップだけです。白い光の向こうに魂のトラップがあるという概念はPSYOP・歪曲の定着したもので、そこから私達は自分の意識の創造フォースをもって創造する力があります。それがこの歪曲の創造の意図です。” ね、これが彼らの話し方です。とてももどかしいのです。

DW :  なぜこのような話し方になるのか説明してもらったことはありますか?

CG :  いいえ、ありません。

DW :  あなたがもっと具体的に言おうとしたら、彼らから何と言われるのですか?


CG :  彼らは、話そうと計画していることをただ話し続けます。時折私は質問をしますが、的を得ていなければ、または何であろうと、彼らはただ話し続けます。質問をした人は、説明に納得していないようです。私が自宅に戻ってから書き留めた質問リストはこれで終わりです。ほとんどが技術的・策略的な話題で、質問の意味や私が伝えた内容はまったく理解できませんでした。それらの後に書き留めたんです。

DW :  全般的に、同盟はこのスフィア・ビーイングに何を期待していると思いますか?秘密の完全情報開示・破綻を起こせるように武力的サポートを求めているのですか?何を求めているんでしょう?



③へと続く



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