h
本来の首里城は、
大昔から女性のノロたちが冬至の日に集まり、
その太陽のライン(自然の流れ)に沿って、祭典をしていた。
まさに、自然のエネルギーを取り込んだ場所。
ところが男性の王が、
「自らが太陽である」と、国民からの崇拝を集め、
自然のエネルギーを「囲い込もう」と、本殿の位置と角度を「わずか」にズラした。
手元は、たった「1度」の角度のズレでも、
拡がった先では、100度くらいのズレとなる。
それはまるで、「純正律」と「平均律」のズレのように。
その違いは、本当に「わずか」なもの。
ミの音が。ソの音が、本来のハーモニーの音よりも、
高めに、または低めにチューニングされている。
「わずか」に。
でも、それが「わずか」だからこそ、
拡がって世界を歪めるのだ。
「わずか」だからこそ、危険なのだ。
日々の生活の中の、欲望もそう。
「わずかに」感謝できないから。
「わすかに」許せない人が居るから。
「わずか」なズレが、人生という世界を大きく歪めている。
詳細はサイトへ