料理のいろどりに、野菜炒めやみそ汁のメイン食材にと、春の食卓で重宝するキヌサヤ。
通常は秋に種をまき、翌春に収穫するようになりますが、前年の父が最後に種をまいたキヌサヤは、お正月に量は少ないものの収穫ができ、父が亡くなった後の通常の収穫時期である春にはほとんど実りがありませんでした。
野菜の神様が父に自分で育てた野菜を味わえるようにと、収穫時期をずらしてくれたのかもしれません。
さて、私が一から育てるキヌサヤは、ちゃんと実ることができるでしょうか?
11月3日 種まき
あまり早く種をまくと、前年のように冬を迎える前にツルが大きくなりすぎてしまうので、少し遅めの種まきを心がけました。
だいぶ気温の低い日が出てきたので遅すぎたかな?芽が出るかなと心配になりましたが、1週間後に無事芽が出ました!
11月13日 霜よけ
キヌサヤの芽を寒さから守るため、昔ながらの方法である笹の枝を立てました。
北風の直撃や、霜から守る役目があるそうです。
ちなみにキヌサヤとキヌサヤの間に植わっているのはシュンギクです。
昨年までは種をまいていたのですが、食べきれないから今年はまかずにいたものの、やっぱり鍋やみそ汁の具に少し使いたいなと思うときがあったため、苗を買ってきて少し植えておきました。
お正月頃には、キヌサヤの丈が霜よけの笹と同じくらいになってきました。
去年ほどではないとはいえ、ちょっと伸びすぎかな?
あまり伸びると霜よけの効果がなくなっちゃうよ…。