病院到着から子宮口全開まで
12月27日8時30分
まず病院到着後、陣痛来るたび待合の椅子の背を掴んで反省ポーズで耐えてたら助産師さん達が声かけてくれて、それだけで安堵感で泣きが入る。
「息止めないでね!」
とアドバイス貰えただけで、孤独な夜が報われた気分。腰さすってくれるし、天使かと思った。
その後すぐNST開始。
NST中陣痛3回来たけど、前回偽陣痛で病院来た時とは比べものにならない波長。
めちゃくちゃ陣痛痛いくせに、ビッグウェーブ出したくてチラチラ確認しちゃう。見栄?笑
陣痛中は息めちゃハーハー吐いてしまう。たぶん診察室まで聞こえてるんだろーな。
ひぇ〜はーっはーっ
でも助産師さんが来てくれて、声かけてくれると腹式呼吸できるし安心して痛みがマシになる不思議〜
9時:診察室に入る
間違いで隣の診察ルームに入れられてて、
下半身裸(チュニックなのでセーフ)で移
動する
痛くて羞恥心無し。
9時15分:院長診察
🤓「まだハーハー言うのは早いよ。無駄なエネルギー使わない!腹式呼吸練習したでしょ。痛みは、こんなもんか、と受け入れる!
もう今日産むんやから逃げたらあかんよ!」
自分ではそんなつもりなかったけど逃げ腰だったんだ。
何百人も妊婦見てる院長が言うんやから当たってるんだろうな。
予定日超過も逃げの気持ちが原因だったのかなぁ、とボンヤリ思う。
内診結果
🤓「子宮口は柔らかくなってるけど、0.5センチしか開いてませんねー」
え!あんな陣痛我慢したのに0.5センチやと?!
🤓「では予定通りバルーン入れます。そこから促進剤ね」
「はい…」
そして、4.5センチのバルーン入れられる。
水がシュポシュポ入る感じ。膨らませてる感じ。
痛くないです。
これが抜けたら子宮口が開いてるって事で良いらしい。
このバルーンだけで陣痛促進作用もあるそうです。
🤓「で、麻酔はするの?」
聞いてくれた〜❤️
「ど、どう思いますか?」←めちゃお伺いたてるチキン
正直、陣痛来てて子宮口も開いてたら分娩伸びるし麻酔迷ってたけど、子宮口0.5センチとか聞いたら…チキン発動
🤓「まぁ、いいんちゃう笑」
「お願いします!」
そして今回出産でお世話になる助産師さんと初対面します。
「今回担当します○○です」
なんだか1階の助産師外来などでお世話になったほのぼの助産師さんと空気感が違うぞ…というのが第一印象。
怖そうだぞ!そしてお顔は姑に似ていた!笑
でもまだ余裕があって、
心の中は
❤️麻酔打ってくれる許可出て良かったぁー!本当は病院着いて開口一番に、早よ麻酔打ってくれー!言いたかったけどグッと堪えて良かったー!こうなったら1秒でも早く打って下さ〜い!❤️
(この時は知らなかったのです。ベテラン助産師さんの企みにより、麻酔は効いているのかいないのか…になります)
そして夫と共にLDRに行こうとするも夫が居ない!
ラウンジが2階にあるので、夫探しにスタコラ登ると、「バルーン抜けるから階段だめ!」
と助産師さんに注意される。
そしてLDRに到着すると、陣痛ビッグウェーブ到来
「痛ーい!」悶絶し、分娩台を掴んで体を支えて足ブルブルになる。
助産師さん「…」
2分しか経ってないのに今世紀最大の陣痛到来!
「ぎゃー!痛ーい!」 分娩台掴んでられなくて、座り込んでしまう
「バルーン出るでしょ!検診するから分娩台乗って!赤ちゃん見なあかんでしょ!」
「はい。」怒られて多少冷静に…
「バルーン抜けてるやんか!」
診察
「ツワ子さん!子宮口5センチ開いてるよ!すごいことよ?さっきバルーン入れたとこなのに!
陣痛けっこう来てたのね!」
↑これが助産師さん、当日最後の笑顔になります。
「で、麻酔は本当にするの?せっかく良い陣痛来てるし、分娩長引かせたくないしやめといたら?」
「麻酔お願いします」←この意思だけは硬い
「じゃあ、麻酔はしてもらうけど、私が担当できる夕方までに産むからね。もし伸びそうなら私も強硬手段に出るからね!そのときは覚悟して!」
「はい」
まだまだこの時は陣痛キツイけどのほほーん。麻酔はよしてー❤️強硬手段ってなんだろー❤️
10時 水分取り入れる点滴をする(麻酔のためか?)
2回失敗される。漏れる点滴。
麻酔できるなら腫れようがなんでも良い
そして助産師さんが院長を連れて来て、麻酔開始。
海老反りになって、腰に麻酔を入れます。
全く痛くありませんでした。
院長🤓「今は麻酔はお試し量です」
内心「へぇ〜、じゃあ後でまた追加してくれるんだろーなー。今じゃんじゃんやっちゃってくれても良いよ!」と思う。
助産師さん「では陣痛促進剤も入れていきます。妊婦さんも出ているホルモンだし、怖いものではないから怖がらないで!」
「麻酔かなり効いてるね!たぶんツワ子さんくらい痛がりさんだったら今頃悶絶よ」
「そうですか〜」私って薬効きやすいタイプだったんだーと呑気に思う。
陣痛ウェーブ到来。
腹式呼吸。
これを10回くらい繰り返し、
助産師さんが子宮口の開きをちょくちょく見てくれます。
ですが、…めっちゃ痛いんですよ陣痛。
これで麻酔効いてるってどーなん。
「ツワ子さん麻酔効きやすいね!良かったね!」
まだ痛いし、麻酔の量あげて欲しいーってめちゃ思ってたけど、お産が長引くって助産師さんに言われてるし、なんか逆らえない雰囲気(笑)効いてるらしいし…
麻酔追加言えず。
そして、助産師さんついに促進剤追加!ピピピピピ…一体どのくらい追加したのか見えない不安
しかし麻酔の追加はなっし〜!
すると、びっっくりするようなどでかい陣痛到来。
息が上がって、今日イチの「痛ーい!」連発。
「はい、声出さない、腹式呼吸よ。ゆっくり」
私の声がでかいからか?院長が様子を見に来てくれる。
院長🤓「麻酔追加しよか」
!!!やったー。神様やー。
助産師さん「いえ、今良い陣痛来てるので続けさせてください」
………
!!!まじか。
院長、苦笑いで出て行く。
その後陣痛ウェーブを何度か迎え
子宮口9センチまで開く
「子宮口9センチまで開いたよー。10センチ来たらリキめるから、今の痛みを逃すより辛くないよ!ヤル気出るからね!そこまで頑張る!赤ちゃんの髪の毛触れるよ!」
はいー
鬼コーチとダメ新入部員ってかんじでした。
あ、ちなみに夫は最初からいますが、
私は鬼コーチしか目に入ってませんでした(笑)
13時頃に実親と義理親が来たのですが、夫が素早く応対してくれたのは良かったです。
(夫は夫でシリアスな出産現場から途中退席できてリフレッシュできたそう笑)
後で、夫に聞いたところ
私の父親が調子に乗ってLDRのドアから出産現場を見ようとしたらしいんです。完全におやじチョケましたね…テンション上がり過ぎでしょ。
殺意しか湧きません
リアルタイムで私の目に入ってたらブチキレて嘔吐した入れ物投げてましたね。
出産現場にチョケる奴は居てはいけません。
夫は普段めちゃくちゃお喋りでお調子者ですが、立会い中はかなり真面目に応援してくれました。
妊娠中は、「分娩見ながら酒盛りするわ」とか面白くもない事を言ってましたが、(マジでイライラしました…)
実際夫は分娩中何したら良いか分からない中とても頑張ってくれたと思います。
力になってくれたかどうかは分かりませんが笑