2020年製作のアメリカ映画「アウトフィット  ある仕立て屋の長い夜」(原題:The Outfit)をケーブルテレビで鑑賞。

1956年12月の雪降るシカゴ。
ロンドンの名門紳士服専門店で修行してきた職人気質の仕立屋レオナルド(マーク・ライランス)は、下町にアシスタントのマーブル(ゾーイ・ドゥイッチ)と共に小さな紳士服の仕立屋を開業していた。

しかし、その素晴らしく仕立てられた紳士服を買える顧客は、悪名高いギャングだけだった。

長い夜の幕開けはリッチー(ディラン・オブライエン)とフランシス(ジョニー・フリン)の二人組の殺し屋が仕立て屋のドアを叩いたことから始まった・・・。

物語はほぼ、この仕立て屋内で起こる裏切り、殺害、組織の対立、ファミリーへの忠誠心、FBIの盗聴・・・ワンシチュエーションのスリラー映画です。

タイトルのアウトフィットとは衣装の意だが、1920年代の禁酒法以来、シカゴを単独のファミリーで支配していた別名、サウスサイド・ギャングと呼ばれたマフィア組織のこと。

なので、仕立屋を舞台にした、このタイトルは、この2つのアウトフィットをかけています。