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2024年3月7日、オニバイド21回目投与の日でした。また、3月4日にとった造影MRIの結果を聞く日でもありました。
腫瘍内科にて
結果として、、、
①CA19-9、②CEAは上昇(2/6と比較し ①282.2→581.2、②5.0→6.3)、肝機能もγ-GTが上昇を続けていました。
そして、MRIの画像からは「腹膜播種による胆管狭窄」が示されました(これは紙をもらえなかったので、医師の示した画像から記載していますので、正確ではないかもしれません。
ステントいれる?
これを受けて、腫瘍内科の主治医は、「ステントをいれる必要がある可能性がある。今の太さだと、プラスチックは落ちてしまう恐れがある。金属ステントがいいと思うが、今いれるべきかどうか、消化器内科で判断してもらいます。」
といって、消化器内科でステント留置のベテラン医師の診察をとろうとしましたが、来週のその医師の診察時間枠がないことがわかり、「それなら、消化器内科は合議制でかならずそのベテラン医師の判断がはいるから、今日、抗がん剤投与の前に消化器内科の先生の診察をうけてください」ということになりました。
先生に「金属ステントでも時々交換しないといけないのですよね」ときくと、「いえ、一度いれると交換できないです」といわれ、あれ、金属ステントも交換しているブログも多いけど、、と疑問に思いつつ、腫瘍内科の先生にはそれ以上質問しませんでした。
今後の抗がん剤
あわせて、腫瘍マーカーが増大していることについて、
「オニバイドの効きが悪くなっているのは確実だが、少しでも抑えているかもしれないので、今のところやめることはない」
「オキサリプラチンにするかどうかだけど、オキサリプラチンは大腸がんにはよく効くけれど、すい臓がんにはそこまでの効果がみられない」
「オキサリプラチンにはしびれの副作用があり、4~6回でやめる場合が多い。」
「オキサリプラチンをかなりの長期間使い、かつしびれも強くなく効果もでた人もいる。ただ、同時にイリノテカンを使いだしたので、そちらが効いたのかもしれない」
「オキサリプラチンを使うかどうか、少し考えたい。今日のところはオニバイド継続で」
とのことでした。
どうしたものかなぁ。。。
消化器内科へ
オニバイドの前に消化器内科へ、とのことなので、消化器内科にいきました。
問診票をかいて、しばらく待って、その担当医の前のソファーで待つように看護師さんに支持されて、そこから延々2時間ほどまちました。
まっている間に病院のHPから今回の担当医師の情報をみると、消化器内科の中でも一番若手の先生のようでした。息子の友達に何人か医師になった子がいるけれど、「◯◯君にみてもらう感じかなぁ」とダーリンと話をしていました。
やっと番号が表示され、それでも前に2人診察があるので、ダーリンに食事にいってもらいました。私はおにぎりをすでに買っていたため、後にしました。
やっとよばれて、診察室にはいると、患者のために一生懸命やります、、という雰囲気をもつ医師でした。
「金属ステントをいれましょう」「それで、日程なのですが、13日に入院で14日施術でどうでしょう」
「いつ退院できますか?」
「施術後、合併症がないか等をみますので、5日ほどの入院になります。18日頃になりますでしょうか」
いやいやいやいや、問診票に16~18日は入院したくない、、と書いていたけど。
以下にブログをアップしてますが、3月16,17日は私のために各地から友達が集まってくれて、淡路島旅行に行くんです~。そして18日は人間ドックの予約があるんです~。
と先生にいったら、「再調整してみます。しばらく外でお待ちください」とのことで「わがまま言って、申し訳ありません」というと「いいですよ」とのことでした。お外で待っていて。しばらくすると、腫瘍内科から消化器内科に「tenchanはいつ戻ってくるの?投与の時間がなくなります」という連絡がはいったらしく、「抗がん剤投与にいってください、調整がついたら消化器内科の先生が投与のところに伺います。」とのことで、恐縮してしまいました。
そして、オニバイド投与が始まったのが15:30。4時間はかかるので、終わりは18:30を回ってしまいます。薬もでていたので、ダーリンに処方箋を渡して取りに行ってもらうことにしました。
この後、本当に消化器内科の先生が来られました。調整しないといけない医師が本日帰られたので、調整できたらご連絡します。とのことでした。
その後、翌日、消化器内科の医師から電話がかかってきて、
候補日は2つ
①18日13時半に入院、19日に処置
②19日に入院、20日は祝日で何もなし、21日に処置
退院は?ときくと、どちらも処置後4日ほどは入院が必要だそうで、①なら22日か23日、②なら翌月曜の25日、とのこと。無駄に病院いたくないので①がいいけど、人間ドックあるから14時とか14時半の入院でも可能でしょうか?ときいてみました。
医師:「確認しないといけないので、週があけたら連絡します」
ten:「人間ドックにホテルの昼食がついているのですが、それ食べなければ、13時半に間に合うかもしれません」
医師:「いやいや、ホテルのランチを食べないのはもったいないです」
ten:「わがままな患者で申し訳ありません!!」
患者の希望をきこう、と頑張ってくれる医師とわがまま患者でした💦💦
おまけに、消化器内科医から電話がかかってきたとき(個人の電話宛て)、仕事中で電話でベンダさんと話しをしていたのですが(会社貸与のiPhone)、こちらからかけた電話であったにもかかわらず、「すいません、緊急の電話がはいりました! 後でかけなおします」といって話をぶった切った、これもわがままtenchanでした。
ちなみに、オニバイド投与、18:30頃までかかりました。看護師さんを残業させてしまった!!
そして、入院が18日or19日って楽しみにしていた20日のハマリョウさんのすい臓がんカフェにでられなくなってしまった。さすがに21日以降がいい~、とさらにわがままいうのも気がひけてしまって。残念です。ダーリンだけいって話きいてもらいます。
銀座みやこクリニックの濱元先生のご講演、聴きたかったなぁ。いつもブログ読んでいてい、セカンドオピニオン、お願いしようか、、とか思っていたくらいなので。。残念!!
ステントって?
胆管炎でステントを交換した、、とか、プラスチックのステントにしてもらった、、とかブログを読むといろいろ記載があります。
よくわからないので、検索してみました。
がん研有明病院のHP
胆膵IVR|胆道がん|がん研有明病院 (jfcr.or.jp)
から抜粋
胆管ステントは、十二指腸乳頭から胆管をさかのぼり、がんによる狭窄をまたいで上流と下流を橋渡しするように留置しますが、狭窄の位置によって難易度が大きく異なります。肝門部にがんがある場合、狭窄部の上流がいくつにも分断されていることが多く、下流からさかのぼってステントを入れる場合、どの上流枝にステントを留置するか、1本でいいのかなど、難しい判断の下で試行錯誤にならざるを得ないことがあります。
胆管ステントには、内視鏡内のチャンネルを通してそのまま胆管内に留置できる2-3mm径のプラスチックステントと、2-3mm径の鞘の中に納まった状態で内視鏡のチャンネルを通して胆管内まで進め、外鞘を抜くことで8-10mm程度に拡張する金属ステントの2種類があります。細径のプラスチックステントは、留置時のトラブルは少ないものの詰まりやすく、再治療を含めると負担は大きくなります。太径の金属ステントは、詰まりにくいのが最大のメリットですが、太い分だけ腸液が逆流しやすくなることもあり、がんの状態によってはかえってトラブルの原因にもなります。
東京大学医学部附属病院
東京大学医学部附属病院での研究の説明文にも記載がありました。
tiken_kemkyu2.pdf (jcho.go.jp)
ドレナージに用いる管を「ステント」と呼んでいます。ステントの材質にはプ ラスチック性と金属性の 2 種類があり、プラスチックステントは容易に交換で きますが、チューブが細いため早期に閉塞する可能性があります。腫瘍が原因で 胆管が閉塞している患者さんは、長期間に渡って閉塞しないことが必要とされ るため、金属性の太いステントが選択されます。「遠位悪性胆道閉塞(胆管の出 口に近いところで閉塞)」に対してはカバー付きの金属ステント(Covered Metallic Stent:CMS)を、「肝門部悪性胆道閉塞(胆管が肝臓に入るところの閉 塞)」に対してはカバーの付いていない金属ステント(Uncovered Metallic Stent:UMS)を用いることが多いです。金属ステントの開存期間を延ばすために は様々な工夫がなされていますが、いまだに不十分です。
MRIはできるの?
金属ステントを留置後も、MRIが利用できる金属ステントもあるようです。
MRIの3Tは×だけど、1.5TはOK、とか、術後8週間はMRI禁忌とかを記載されている病院のHPもあります。
伊豆赤十字病院のHPより
海南病院のHPより
202309_MRI.pdf (jaaikosei.or.jp)
ステントの交換は?
内視鏡的胆管ドレナージ(ステンティング) | 日本胆道学会 (tando.gr.jp)
より抜粋です。
Q3. ステントは抜くことは可能ですか
プラスチック製とカバーが付いた金属ステントは抜くことが可能ですが、カバーが付いていない金属ステントは抜くことができません。胆管の閉塞状態などに応じて、いずれのステントが適しているかが変わってきます。詳しくは担当の医師にご質問ください。
Q2. ステントはどのぐらいで閉塞するのですか
プラスチックステントは 2―3 ヶ月程度、金属ステントは 6 ヶ月程度と言われていますが、患者さんの状態により、短くなることも長くなることもあります。閉塞した場合は、ステントを入れ替えるか、ステントを追加することがあります。患者さんによっては、短期間で閉塞を繰り返してしまう場合もあります。
また別のところで読みましたが、腹水があるとステント交換ができないそうです。
まとめると、私の場合
・「肝門部悪性胆道閉塞(胆管が肝臓に入るところの閉 塞)」に対してはカバーの付いていない金属ステント(Uncovered Metallic Stent:UMS)を用いることが多い
・プラスチック製とカバーが付いた金属ステントは抜くことが可能ですが、カバーが付いていない金属ステントは抜くことができません。
→カバーの付いていない金属ステントを使うので抜くことができないようです。
これがMRIできるかどうかは、病院にきかないとわからないですね。
以下、病院にきいてみようと思います。
・プラスチック、カバー付き金属ステント(抜くこと可能)、カバーなし金属ステント(抜けない)があるが、どれを挿入するのか。またそれを選ぶ理由
・今回選択されたステントでMRIをとることはできるのか
・金属ステントでも6ヶ月程度で閉塞するするそうだが、閉塞した場合、どのような処置が行われるのか。
・ステントをいれることで、今後制限される処置はあるのか。放射線、ラジオ波等
またまた長々とお読みいただき、ありがとうございました😊
みなさまの夢がかないますように