tenchanのブログにお越しいただきありがとうございます。
どんどん状況がかわっていっているので、頑張って書いていこうと思います。

4月20日
消化器内科受診。細胞診の結果、Class5=膵臓癌が確定しました。
今後は腫瘍内科でお世話になること、全身の転移を確認するためPETの予約をとったことを告げられました。

4月25日 PET検査。糖質大好きな癌のため、放射性物質を含んだブドウ糖を投与され、しばらく体に散らばるのを待ちます。その間、500mlのお茶かお水を飲んで、といわれてお水をもっていったのですが、ぬるくなった水飲むのはちょっとしんどくて、次回があればお茶にしよう!と思いました。

4月27日
腫瘍内科受診。その後の主治医となるT先生から話を聞きました。まず、私が今回のことをどのように理解しているのか尋ねられました。膵臓がんで血管に浸潤している、と聞きました、と答えました。

それから丁寧にいろいろなことを話してくださいました。
1)膵臓癌は手術をしても再発も多く、手術して目に見える癌をとっても見えてない癌が残ることもある。現段階では抗がん剤で治療していくほうがよい。現時点で2種類の薬剤が考えられるが、その2つの薬剤を直接比較した試験は実施されていない。アブラキサン+ゲムシタピン投与とする。
2)PET検査の結果、肝臓、肺含め、転移は認められない。ただし、肝臓の転移を詳しく調べるため、造影剤MRIが必要で、その検査を5月6日に実施する。
3)抗がん剤は血管へ漏れると大変なため、胸にポートを埋め込み、そこから投与する。ゴールデンウィーク後の5月10日に入院し、ポートを埋め込む手術、翌11日に抗がん剤投与を開始し、入院で様子をみる。
4)平行して血液で検査できるBRCA1・2の遺伝子検査を実施したらよいと思う。陽性になると使える薬があり、また、アブゲムでない方の薬に変更する。ただし、遺伝子検査を受けることのデメリットもあるので、用紙を渡すので遺伝子検査に納得できたら同意書を5月6日に提出してほしい。

時間をかけての説明でした。T先生は前に一度、かかりつけ医から紹介されて受診したことがあったそうで(いわれて思い出しましたが、すっかり忘れてました)、そのかかりつけ医とは懇意だ、といわれ、心丈夫に感じました。

その後、入院手続に患者サポートセンターへ行きました。説明の看護師さんはEUSの検査入院の時と同じ看護師さんで、なごやかに話をしていきましたが、最後に「遠い将来をあれこれ考えるのでなく、その問いをすごしていくといいですよ」と言われ、そのとおりやなぁ、、と思いました。