うちの娘は2歳11ヶ月で自閉症スペクトラムであると確定されたんですが、その時に診断をしてくださった先生からご教示いただいたことのひとつ。
それは…
1日50回褒めること
これがなかなか難しくて、本人のペースに任せて生活していたんじゃあ50回も褒めるポイントがないんですよ。
その当時の娘は今よりもっと自閉が強くて周りを認識していなかったしね。
なので、お手伝いをさせたり娘にお願いごとをして動いてもらったりなど、親が主導権を握って娘を動かすことで褒めるポイントを作る、ということを自閉症と診断された日から今日までやってきました。
もちろん、親が疲れた日はぐんと褒める回数は減るよ。続けることが大事だと考えているので、適当に手は抜いています〜
とにかく褒めて褒めて褒めまくり続けてきた日々。
着替えようと自分から動いたら褒めて、パジャマの片方の腕を抜いたら褒めて、完全に脱いだら褒めて、お洋服をタンスから取り出したら褒めて…。
そんな褒め方も、娘がだんだん大きくなってくると、いや、そんなに褒めなくてもいいからさ…という空気感が出てきて
そうなったらちょっと褒めるのを減らしてみたり褒めるポイントを変えたりして。
こんな感じで褒め続けて今年で6年経過。
結果、娘が娘の中に鎮座する得体の知れない不安感を徐々に払拭出来るようになってきたように親からは見えます。
不安感が減ったのか、はたまた不安感を持つ自分を丸ごと好きになれたのか、心情の変化は娘のみぞ知る。
親から見ると、癇癪が減ったし、予期せぬことでも受け入れられるようになってきたし、言動に余裕が出てきた。
褒め活←適当な名付感よwを始めた時より今の娘は笑顔が増え、且つその笑顔を私たちにたくさん向けてくれることが何より嬉しい
もう8歳だけど、まだ8歳。
これからも褒めて育てるよー!