いよいよ就学相談の時期が始まっていますよね。


わたしも、いざ!と意気込んで区にお電話をしたのが4月のお話。

その際に発達検査の結果が必要となることを教えていただいた。



わたし:「(ほほー。まぁそうだよね。)

種類の指定はありますか?

就学時なのでWISCあたりですか?」



そうしたら、区のご担当者の答えは



「いやいや、田中ビネーでも新版K式でもWISCでも何でもいいですよ。」




え!これは。。。ゆるーい!!!!



と、わたしは思ったのですが、他の自治体はどうなのかな?こんなものかな?

わたしは新版K式とWISCを就学先の判断材料として同じラインに並べるのは意外だなって思ったよ。


でね、問題はその次。

ご担当者のこのお話にわたしはピキッと固まった。



「もしよろしければ先に発達検査だけ受けましょうか。面談は秋からになるのでその前にどうですか?」



このお話、シックスセンスさながらのビビビっとくるものが合った。


発達検査は今じゃない!…気がするの。。。


それで、まぁ適当なことを言ってその場を回避しましたニヤニヤ



後日、療育教室にこの経緯を伝えたところ、ナイス判断です!と。


療育教室の見解は



ギリギリまで娘ちゃんの発達が上がっていくところを見極めたいです。

学校の規模が小さいなど環境が良ければ、もしかすると普通級でもいいかもしれない。



ということだった。


また、



発達検査は可能なら慣れた場所で、娘ちゃんが協力的に検査に臨める方が良いと思います。

これは、本来の発達検査の目的とはズレてしまうかもしれませんが…。

でも、正しい数値が出るのは、初めての場所で初対面の人の前より、慣れた場所と人の前だと我々は考えます。

例えば受ける検査がWISCとして。

リラックスした状態で受けて出た結果は信頼性が高く、結果で出たIQがこの先大幅に変化することは考えにくいです。

そのため、今後の成長や困りごとを考えるうえで結果を有効に使えます。



というお話もあった。



発達検査の受け方については賛否両論あると思いますが…。


わたしは、療育教室の方針に100%賛成。


発達検査はその子の凸凹具合を目に見える化できる大切な検査だと思う。


そんな大切な検査を、ただでさえ場所見知り人見知りする発達障害っ子に、初めての場所と人の前でやれっていうのはナンセンスじゃないかなって。


合不合のテストじゃないと謳いつつ、就学時の判断にしっかり使うわけだしね。


定型っ子のわたしを例にすれば、中学受験の時も大学受験の時も、本番の入試の前に何度も模試を受けてきた。

それで場慣れを重ねていくんだよね。

そして、本番の時に真の実力を発揮できるように気持ちをコントロールしてきた。


定型っ子でこうなのだから、発達障害っ子も場慣れの必要性はあると思う。


もちろん、発達検査は一度受けたら次に受けるまで所定の期間を経てから、などの基本的な決まり事を踏まえることは大前提!



発達検査と入試を同じレベルで語るのは極端でしょ!ってブログを読んでくださっている方からお叱りをいただくかもしれないけれど、わたしは発達検査を軽いものとして考えていないから、思わず力が入ってしまいます…!



そんな療育教室との作戦会議を経て、区のご担当者に発達検査を区の管轄ではない外部で受けたものでも認めてもらえるかどうかお尋ねしたら…



「ええ。構いませんよ。面談時より半年以内に受けたものの結果であれば。」



だって!


やったぁ!本当にありがたいよーーーーー!

区のご担当部署さま、どうもありがとうございます!


なので、夏の終わりに通っている療育教室で発達検査を受けて、その結果をもって区の就学相談に臨むということで区のご担当者とお話がついた。



さぁ、あとはまた粛々と療育を進めるだけ。


幸い、療育に対する娘のやる気は満ち溢れている。何でも自分でやりたい!という強くてわがままな気持ちニヤニヤを利用して療育に臨んでいます。


母は娘の身体と心の健康を整えてあげられるよう頑張るわデレデレ