こんばんは!

 

きたさんです爆  笑

 

雪ですねガーンガーン寒くてたまりませんえーん

 

ですが!夕方に嬉しいニュースを見て、チ・チャンウクさんの元気そうな姿を見られて、私の心は対照に燃え上がっていますメラメラメラメラ

 

今日は今キテいる『奇皇后』のシーンをご紹介します!

 

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前話ラストにて、タファンは衝撃の事実を知ってしまいました。

 

マハは、ヤンとワン・ユの子供―

 

タナシルリの実子でない、というだけでも大混乱なのに、さらに追い打ちをかけるかのようなこの事態。

 

この事実が公になってしまうと、ヤンは窮地に立たされます。

 

ヤンは高麗の貢女の出身。それだけでも非難の声が多いですが、ここに『高麗王との間に子を成していた』、となるともう一大スキャンダルですよね。

 

ヤンの皇后としての身はもちろん、ヤン自身の命すら危うくなる。

 

すべてを知ったタファンは、ある暗い決断をするのでした。

 

 

結婚式を終えたその夜。

 

寝殿にて、2人はその幸せをかみしめていました。

 

 

 

夢を見ているようだ、とヤン。

 

対してタファンは、「夢ではなく、そなたは皇后になった。この日をどれほど待ったことかと笑顔で語ります。

 

数多の苦難を越えて、2人はようやくその幸せを手に入れました。

 

 

ですが、タファンの瞳には暗い光が…

 

 

さらに夜は過ぎ。

 

ぐっすり眠るヤンの頬を愛おしそうに撫でながら、彼は心の内で語りかけます。

 

 

私を恨むな。

 

すべては、そなたを守るため―

 

そういい終えると、そっと寝殿を抜け出します。

 

 

そして……

 

 

 

 

待機している兵に言います。

 

「休まず駆ける。覚悟せよ。」

 

そして、進みます。

 

これから、ついに。ワン・ユを殺しに行くのです。

 

すると、それを止める声が。

 

 

 

丞相、タルタルでした。

 

深夜に皇帝が武装して、兵を率いているのです。当然ですね。

 

「何事ですか」とタファンに問います。

 

見なかったことにしろ、というタファンに、それはできないと食い下がります。

 

そして、核心を突くのです。

 

「もしや、ワン・ユを殺すのですか」

 

タファンは答えません。ですが、タルタルにとっては、沈黙はもはや答えを言っているのと同じです。

 

自ら復位を許したのに、殺せばどうなるか、というタルタルに、タファンは一言。

 

 

「殺さねば…」

 

「皇后が死ぬ」

 

すべては皇后のためだ…

 

そう言い残し、タファンは進軍していきます。

 

 

 

 

そうして、朝。

 

元を出るために城門へ向かっていたワン・ユ一行。

 

城門の警備がないことを不審がっていると、後ろに皇帝軍がやってきます。

 

そして応戦ののち、ワン・ユは腹心の部下を2人とも失ってしまうのでした。

 

失意のワン・ユ。タファンに向かって歩み、剣を向けます。

 

 

なぜこんなことをとワン・ユが問います。

 

静かに怒りを滾らせる彼に対し、タファンは冷静に言います。

 

 

「マハが誰の子か、知っている」

 

驚くワン・ユ。そして同時に、その一言ですべてを悟ります。

 

 

「そなたが死ねば、ヤンは生きられる」

 

彼が何を知ったのか、何のためにこうしているのか。

 

自身はどうすべきなのか。

 

そして、ワン・ユは決めます。

 

 

 

静かに、その運命を受け入れるのでした。

 

剣を捨てて「私を殺せ」という彼に、タファンは言います。

 

 

「剣を持て」

 

「最後まであらがえ」

 

タファンの切なる願いです。ワン・ユを殺すこと自体、彼にとっては耐えがたい苦渋の決断。そのうえ相手は『剣を捨てた無抵抗の人間』です。とても耐えられない罪悪感が残ってしまいます。

 

すると、ワン・ユは言います。

 

 

「スンニャンはお前の命を何度も救った。

 

お前はスンニャンに何をした?

 

スンニャンが愛おしい?

 

ならば、私を殺し、その証を…!」

 

ワン・ユはきっと、土壇場で非情になれないタファンのことを見抜いていたんですね。彼をたきつけ、自身をその意のままに殺すことができるように言ったのでしょう。そして同時に、言うつもりはなかったであろう『自分の本音』を、最期にさらけ出したんですね。

 

彼の最期の『策略』どおり、タファンは剣をワン・ユに突き立てます。

 

 

タファンは問います。

 

「それほどまでにスンニャンが大事か。

 

命を捨てても、惜しくないか」

 

ワン・ユは、最期の言葉を紡ぎます。

 

 

「私は死んでも、スンニャンを守る」

 

そんな彼の最期を、タファンはしっかりと目に焼き付けるのでした。

 

 

 

https://youtu.be/3nOjTeUncbM

 

 

https://youtu.be/p14a0Fj5C7s
 

 

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『奇皇后』50話、ワン・ユの最期の場面です。

 

タファンの、非情な決断をしながらでも非情にはなり切れない、苦悩に苛まれる様子が伝わってきます……

 

チ・チャンウクさんの確かな実力が見えますよね!

 

 

 

愛する人のために、心優しい彼がする決断…

 

見てるこちらも心が張り裂けそうですえーんえーん

 

特に、ワン・ユの最期のシーン。

 

タファンの涙が印象的ですよね。

 

タファンはきっと、スンニャン(ヤン)をどこまでも愛し、『彼女を傷つけず、命すら投げ出せる』ワン・ユに、憧れすら持っていたのでしょう。だからこそ、最期のあの時、タファンは『永遠に追いつけなくなった彼・自身の理想』を葬り、涙を流したのだと思います。

 

物語も完結目前。

 

それぞれが選んだ生き様の結末が見られます。

 

 

 

 

さてさて、今日はここまで!

 

見てくださり、ありがとうございました音譜音譜

 

では、またラブラブ