ANA株主総会レポート


本日は、ANAホールディングス株式会社の第81回定時株主総会に参加するため、グランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」へやってきました。



今回は、配当や成長戦略、国際線需要、貨物事業など、株主が気になるポイントを中心に、会場の様子とともに詳しくレポートします。



8:30 開場

受付開始とともに会場へ。



ロビーにはANAの歴史や機内食、航空グッズなどの展示が並び、キャラクターとの記念撮影コーナーも用意されていました。

まるで航空ミュージアムやテーマパークのような雰囲気で、開会までの時間も十分楽しめる演出でした。





10:00 株主総会開会

議長の挨拶で株主総会がスタート。
続いて監査報告、事業報告へと進みました。


10:05 事業報告

・3年連続で過去最高益を更新
・日本貨物航空(NCA)のグループ化
・ブランド戦略を見直し、「ANA」と「Peach」の2ブランド体制へ

順調な業績が報告される一方で...


10:10 今後の課題

中東情勢の影響により、約700億円の利益押し下げ要因が発生し、今期は減益見込みとの説明がありました。


10:23 事前質問への回答

最も多かったのは、新システム導入後の不具合や新運賃制度についてでした。

●国内線新システムの不具合
WEBサイトの使いにくさや窓口混雑などに対し、

「2,000名規模のタスクフォースを編成し、総力を挙げて改善に取り組んでいる」
と説明。

●スーパーフライヤーズカード制度変更
ラウンジ混雑への対応として制度を見直したものの、多くの意見が寄せられていることを認め、
「今期中に皆さまの声を踏まえ改善を検討する」
と回答しました。


10:33 会場からの質問

会場では様々な意見が飛び交いました。
・「ANAカラーはなのに椅子がなのはなぜ?」というユーモアある質問で会場が和む場面も。

一方で、
・新システム導入の遅れ
・SFC制度変更への不満
・コールセンターにつながらない問題
・新運賃制度の見直し
・事業投資と株主還元のバランス

など、厳しい質問も相次ぎました。

会社側は、
「お客様に寄り添えなかった点は真摯に受け止め、9月までに制度見直しへ着手したい」
と説明しました。



ここで”動議”が!

今回の総会で特に印象に残ったのは、複数の修正動議が提出されたことです。

・役員報酬を削減し現場教育へ充てるべき
・株主還元をもっと充実させるべき
・JALと比較して配当性向が低いのではないか

など、株主から次々と提案が出され、会場は一時緊張感に包まれました。


11:29

「動議!動議!」という大きな声が響き、ANA株主総会ならではの熱気を感じる場面となりました。


11:30 採決

修正動議は否決。
会社提案の議案はすべて原案どおり可決されました。


11:33 新任取締役紹介

新任取締役の紹介が行われました。


11:34 株主総会終了

約1時間30分の株主総会が終了しました。

システム障害や新運賃制度、SFC制度見直しなど、株主の関心が非常に高いテーマについて活発な質疑応答が続き、終始緊張感のある総会でした。


最後に

ちょうど総会中は、サッカー日本代表の日本 vs スウェーデン戦⚽️が行われており、ついスマホで試合をチェックしながらの参加に…(笑)

会場には日本代表を応援する展示や特別デザインの紙コップもあり、ANAがスポーツを通じて日本を応援している姿勢が伝わってきました。

「お客様を大切にし、日本を元気にしたい」という想いを感じられる株主総会だったと思います。



これからも株主として、ANAホールディングスを応援していきたいと思います。✈️🇯🇵