更年期と闘う専業主婦です。
家事や収納、オススメ商品など
日々の生活の色々をつぶやいています。
私が経験した毒親との絶縁までのお話も書いていきます。 このお話は20代半ば頃の話です。
長期出張で宿泊しているペンションにバイト先のチーママ(アイさん)が
レンタカーで迎えに来てくれました。
その姿を見ただけで、気が緩んで泣いてしまった私を
背中をバンバン叩いて笑って荷物を積み込んでくれ
今日宿泊する、お客様の会社の保養所へ連れて行ってもらいました。
保養所は海のすぐ傍の高台にあって、箱型のシンプルな平屋が
点々と建っていました。
部屋に入ると前日から宿泊しているアイさんの私物が整然と並べられ
アイさんらしいな・・・と思える状態になっていました。
一通り必要な物をバッグから出して落ち着いたところで
アイさんがお茶を淹れてくれて、「ちょっとゆっくりしよう」と
バルコニーのテーブルにお茶を運んでくれました。
平屋ですが、少し高台にあるので防風林を挟んで海が見えます。
「綺麗なところですね」
「まるちゃんの方が先に来てるのに、海見てなかったの?」
「ペンションからも見えるんですけど、全然余裕が無くて」
「じゃあ、夕食に行くまで話聞こうか?」
そう言ってもらえたので
私は、こちらへ来てから仕事にも指導にも
どんどん自信を無くしている事を話しました。
もっと色々上手く伝えたかったのですが
何をどう話せば良いのかさえ分かりませんでした。
「まるちゃんはさ、指導がしたいの?仕事がしたいの?」
「え?」
「指導が上手く出来なくて、指示を聞いてもらえなくてモヤモヤしてる感じだけど、結局何が大事なの?」
「契約の目標を達成して帰ることと、その後に残る現地のスタッフさんが仕事をちゃんと出来るようにすることです」
「だよね、それって別々の事じゃなくて結局は1つなんじゃない?」
私の顔にはてなマークが出ていたのでしょう
「たとえば、私達の夜の仕事ってさ、売り上げを上げたかったらお客様に喜んでもらうしかないじゃない?逆にお客様が喜んで帰って行けばまた来てくれて売り上げが伸びる、その繰り返しでしょ?どっちかじゃないのよ」
「あー・・・そう言われればそうですね」
「だから、契約がバンバン上がればおのずと現地のスタッフさんも仕事を覚えていくし、仕事を覚え始めたらもっと契約も伸びるんじゃない?」
そんな簡単じゃないような気がするんだけれど・・・と思っていると
「そもそも、まるちゃん指導には向いてないよね」
アイさん・・・そんなズバっと言わなくても
また感情が顔に出てしまうのでした。
つづく
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