更年期と闘う専業主婦です。
家事や収納、オススメ商品など
日々の生活の色々をつぶやいています。
私が経験した毒親との絶縁までのお話も書いていきます。 このお話は20代半ば頃の話です。
前回のお話
転勤の話を受けるか断るかの返事を翌日に控えていたのに
私を避けて話をしようとしない父へ
「転勤を受ける」という内容の置手紙を残し出勤しました。
その日の夜はバイトでしたので、定時に仕事を終え
ロッカーで先輩と着替えていると
「どう?明日でしょ転勤の返事。ご両親に話せた?」と先輩に聞かれ
「父には話したんだけど全然取り合ってくれないし、ここ数日は私を避けてるの」
「話をされないように?幼稚過ぎない?」
「私もそう思うけど・・・話すら出来ないとどうして良いのか分からなくて」
「前にも言ったけど自分の人生だからね。後悔しないように進むと良いと思うよ」
「うん、有難う。もし私が行けなかったら先輩行ってくれる?」
「もぉー!弱気な事言わないでよ」と言って背中をバンバン
と叩かれました。
いつもそうやって喝を入れてくれる先輩には感謝しかありません。
そのまま先輩とは別れてバイトに向かいました。
転勤するならバイトも辞めなければいけないので先に伝えた方が良いのかな?
行くとなると新しい店舗への着任は約1ヶ月後なので
ちょうど今くらいには言っておいた方が良いかも知れないけれど
気持ちは行く方に向いているのに、どうしても頭の中はスッキリしないのでした。
バイト先のロッカーで着替えて店内に入ると、チーママのお客様が来られていて
私の顔を見るなり「まるちゃん」と呼ばれました。
お席に着かせて頂いて、ご挨拶すると
「浮かない顔してるね~」と言われてしまいました。
「あ、申し訳ありません」と慌てて笑顔を作ると
「女性は花だからね、萎れてたら悲しいよぉ、いつも話を聞いてもらってるから今日はまるちゃんの話を聞いてあげるよ」
そう言って私のウーロン茶のグラスに乾杯してくださいました。
この日はまだチーママが来ていなくて
ママが席に着いていたので、転勤の話と父の話を
祖父に近いくらいの年齢のお客様にしてみることにしました。
つづく