梅雨入りした。
今朝は登校時刻に一段と雨足が強くなった。正面玄関には、カッパや傘の児童が続々と流れ込んできて、親もタオルで子供の足を拭いたり…雨の日ならではの光景となった。
歩いてきた息子のクラスメイトにおはようと声をかけるが、皆やはり表情は冴えない。

そうだよね…足元はびちょびちょになるし、この湿気でカッパ着て歩いていたら蒸れるし、嫌だよね。

不安感からか「行きたくない~」と母親に泣きつく低学年の子。
そして「絶対イヤ!」と母親にしがみついている高学年の女の子。もう背丈はお母さんと同じくらいだ。

支援員はイライラしているようで、女児の腕を引っ張っている。
「お母さんも頑張っているんだよ!だから○○も頑張ろう!」という言葉は、多分 彼女には響いていない。
お母さんの心情を思うと そ
の姿を見てはいけない気がして、そっと移動した。

息子が高学年になって同じ状況になったら、私ならどうするだろうか考えた。

先生になんとか保健室登校が出来るようお願いするか。
それがダメなら1時間目を一緒にいるか。支援級でも交流級でも保健室でも、息子の不安が取れるなら。
でも高学年になった男子、母親と一緒にいるのを嫌うだろう。
それに今は主婦でいられても不安定な世の中、私も働く必要性が出てくるかもしれないし。。

その時にならないと判らない悩み、辛さ。今でも全てに対応できているとは思わないが、でも出来るだけ親も協力したいと学校側にお願いし、入っていける所は入っていきたいと思った。