昨日、棋王戦のベスト4をかけた、藤井聡太竜王と豊島将之九段の対局がありました。
棋王戦は敗者復活戦があるのが特徴で、ベスト4以上はその敗者復活戦への出場の権利も約束される大一番。
何より、ここのところタイトル戦で激闘を繰り返している、藤井vs豊島戦です。
トーナメント表の通り、渡辺明棋王への挑戦権争いも佳境です。
で、朝からしっかり見ていたのですが、これまでと全く違う藤井聡太像を見せてくれました。
最近の藤井竜王の将棋はバランス型で、徹底した序盤研究と隙のない中盤力で、徐々に形勢を良くして、最後は絶対の終盤力で一気に決めるというスタイルでした。
が、昨日の将棋は、将棋界でよく言われる「受け潰し」という勝ち方。相手の攻め手を全て受け止めて、最後は相手が手も足も出なくして勝つという、まさに王者の勝ち方。それも、豊島九段相手にとは驚きです!
藤井竜王、ますます進化していますね。
そして勝ち方は、まるでこの人。
大山十五世名人のような勝ち方でした^ ^
※文中、写真・スクショをお借りしました