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[2021年3月31日]
前回の記事でも述べたとおり、現在の屋久島はコロナによる観光客の激減で多くの飲食店が休業・廃業となっており、場所によってはホテルにも食事がない。「本土も大変でしょうけど離島も大変なんですよ――」「まぁ、みんな余裕がないのだからしかたがないですよね――」。だがしかし、休業補償や時短協力金制度の対象外であるボクの余裕のなさは太陽系の一番外側にある。今日も食事にありつけないとなるとさすがに発達障害のカエルの寅次郎も体力の限界だ。
そんなわけで、脱水症状になりながらも自転車をガツガツ漕いで飲食店を探しました。とりわけ屋久島のカフェはコロナに関係なしに14時閉店や17時閉店が普通なので、島民でもよほどのカフェ通の人じゃないとなかなか入る機会に恵まれないのだとか。
で、そんな状況のなか努力の甲斐あってたどりついた唯一『営業中』の人気カフェ『雪苔屋』さんがサイコーにブリブリ素敵だったんだよね。人生、もう雨も降り出しそうな曇り空だったからガチ嬉しかったね。屋久島の雨はハンパないからね。そんななか出会ったカフェ『雪苔屋』さんの店内を見て「まさに雨やどりの隠れ家だな――」と思ったね。そしたら夕空が晴れた。フワッと心が和んだよ。
店内を流れる音楽の質の高さも心を和ませてくれた。かなり質の高い選曲だったので、後日しらべてみるとスゴいことがわかった。なんと、このカフェのオーナーの方、地元の屋久島ではとても有名な音楽家さんだったのでありました(記事のラストを屋久島の弾き語りギターで飾ってくださいました)↓






birdyはドイツが生んだスーパー折りたたみバイク(25万円ぐらい)。とてもデザイン性の高い自転車だし車重も約10kgと軽い(画像のMy birdyは改造してあるので外観や車重は少し異なる)。もうじきbirdyの電動自転車も発売されるのらしい。



あっちこっち寄り道していたら案の定すっかり日が暮れてしまい帰りは真っ暗な夜道。屋久島は空港近辺にしか大型店がない。そして夜道が真っ暗。サイクリストにとってはかなり危険。ライトがあってもほとんど意味がない。そのぐらいの真っ暗闇。LED懐中電灯とLED点滅灯付きヘルメットを装備していたがそれでも本当にヤバい夜道だった。あと、ヘルメットは旅行の際カバンに入れるしかないので荷物がかさばって困った。「ヘルメットも折りたたみ自転車みたいにコンパクトに折りたためたらもっと売れるのに――」と後で思った。屋久杉を使って自分で作るという手もある。ちなみに木製自転車は既に日本に誕生している。世界で初めて東京の有名な職人が作ったとのこと。ボクも屋久杉で何か作りたいと思っている。現在、「屋久杉で楽器などを作れないものか――」と思案しているところだ。
和やか日本一のカフェ、と言っても過言ではない屋久島の人気カフェ『雪苔屋』さんのオーナーで音楽家の『おおくまよしゆき』さん。もともとは皆様と同じ本土の人間。だからこそ架け橋的な歌を届けることができるのかもしれない。島も歌も生きもののよう。皆様の大きな拍手、よろしくお願いいたします。
TATAzumi.

[次回は購入した土地がOO]
つづく~♪







