解離性障害・離人症 | すっとこどっこい!おりょうさん

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それでもイイさハハハ…

 

離人症ってなに? 

 

 



離人症とは、実際の体験と感覚・感情・思考・行動などといったことがバラバラになり、自己が分離して感じられることです。「感情がわからない」「自分がよそよそしく感じる」「外から自分をみているようだ」といった症状がみられます。

 

この症状は受験がきっかけで発症した。

 

受けたい高校がバカすぎて受けられず、先生から

「○○高校は諦めたほうがいい」

 

たったその一言で

 

頭が真っ白になったのを覚えている。

 

※当時はまだ頭がいいと思っていた(学年で最下位クラスなのに・・・)

 

その数日後、親と夕飯作りしていた時に

 

見ているはずの料理が自分で見てないような(?)感覚に陥った。

 

うまく説明が出来ず。

 

親に「今作っているのって○○?」

 

って何度も確認して親に不思議がられた。

 

その後も変な言動をしていたらしく(記憶はない)

 

心療内科に行き直ぐに【離人症】と診断された。

 

原因は幼少期の親の殴り合いの喧嘩を目の当たりにしてそれが心の中で爆弾として残り

 

受験失敗(他の高校へ受験)というキッカケで爆発してしまったそうだ。

 

学校でもその情報は共有されたらしく(多分クラスでも話し合われた)

 

しばらく保健室登校でたまに教室に行っても

 

席は一番前の入り口で常に先生が付き添っていた。

 

私は病名の事はもちろんそれが精神疾患だとは分からず、

 

それよりたまに来る

 

身体から抜け出して自分をみている〉が気持ち悪かった。

 

いつ始まりいつ治まるのか分からないことが怖かった。

 

自分がしている事は頭では理解できているが

 

それが本当に自分で行っているのか

 

いつも自問自答

 

今教科書持ってるけど誰のを読んでいるの?

 

この手に持っているのはペンだと分かるけど私がもっているの?

 

そんな感じだった。

 

この症状が出る前は必ず貧血のような症状が起きて

 

気付いたら症状発生な感じだった。

 

 

高校卒業時にはすっかり症状は出なくなったが

 

症状が出るのはショックな事が起きると出やすいと後に知った。

 

 

 

 

離人症の発症については、そのメカニズムが明確になっていませんが、患者さんの中には、幼少期の虐待などのトラウマ(心的外傷)を体験されている方も多く見られ、強い恐怖感を避けるために、離人症が形成される という説もあります。

 

離人症に見られる離人感や現実感の喪失の原因としては、例えば小児期の情緒的虐待やネグレクト、身体的虐待、ドメスティックバイオレンス、親の身体的・精神的障害、愛する人の突然死など、人間関係、金銭、仕事などによる強いストレスを経験したこと、うつ病、不安、違法薬物やレクリエーションドラッグの使用 などが見られます。