木村屋總本店のあんぱんを買いました。


母の日に母にあげようかと思ってたのですが、「ただのあんぱんは嫌い」とのことで私ひとりで食べることにしました。


このあんぱんを知ったのは大学の科目の教科書で老舗について学んだからです。

木村屋總本店は明治に創業した老舗です。和魂洋才という明治の文明開化後の新世界での新しい食べ物というのも心がときめくものを感じたし、何よりも明治天皇さまがお召し上がりになりおいしいと評価されたという事実に是非私もその味を知ってみたいと思いました。


 

 日大で史学専攻だった私は、偏差値も学科の内容もわからずに入学したので中退しましたが、歴史の勉強の過程で天皇家の家系図を手にしたときにはなんとも言えない満足感を得ていました。それは天皇家とは日本という国を作った偉人だったからです。







 つまり、複雑な歴史を重ねてきた日本であったけど、そこで生まれてきたことに真からありがたいと思っていたのでした。