コロナ陽性日記その②
【怠惰と誘惑 編】
day⑥
07:30 35.9℃
熱はない。しかし、どうもふとした拍子に咳がでるようになった。鼻汁が喉に垂れている感覚がある。それが刺激となり咳になる。
昼間はゆっくり録画したものを見たり、昼寝したり。。。
23:30 風呂上り、ひさしぶりにビールを飲んでみる。大層うまい。しかし、何口かで少し酔いが回ってきたとき、気管が狭まるような、息が詰まるような感覚。息苦しい。弾みがつくと咳き込んでつらい。
実は最近、ランニングの時に息が上がると喘息の症状が出ていた。呼吸ができなくて、スピードを出す練習が出来なかった。
喘息とコロナが合わさったか？
症状は、新しいフェーズに移ったようだ。
day⑦
07:00 36.3℃
昨夜は布団に入っても咳が止まらず、息が苦しくて困ったが、いつの間にか寝ていた。
明後日から療養解除となり、社会復帰ができる。なので、いまはどうなんだろうと検査キットを使ってみた。
だいぶ薄味にはなったが、まだ反応している。
熱はすっかりないし、咳の頻度も減ったのだが。
体調も良いので、まだやっていなかったタイヤ交換をしたり、キッチン周りの掃除をしたり。
鼻汁の垂れる感覚が、ほんの少しだけある。
お酒は薄くした梅酒ソーダ。少し咳き込むが、あまり酔わなければ大丈夫なようだ。
day⑧
体温を計らずとも、毎日家にいるもんだから、体力が付いてきた。体調が回復してからは専業主婦よろしく掃き掃除、ふろの用意、ご飯作りとそれなりにやることがあり。嫁様は帰ってからは、まず風呂。上がるくらいにご飯の仕上げをする。
療養解除がもったいない。もっとゆっくりしたいゾ(笑)
day⑨
療養解除、復帰可能日。
体温も計り忘れるくらい症状はとっくに軽快しているし、所定の期間も経過したので通常の生活に戻っても良い、とのこと。
職場の指示で出勤前に抗原検査をすべし、とのお達しなので、素直にやってみる。
ふむ。うっすらとラインが。
どうも薄くともラインが出ていれば、アウトらしい。この旨、職場へ報告すると、本日も待機せよ、とのこと。
ようやく社会復帰かと意気込んでいたのだが、この状態で出勤しても嫌がられるだけだろうしな。
あぁ。今日はなにしよ。無気力になり、なんとなくスマホばかりいじる。データ通信量が増えるばかり。
SNSの広告にガーミン公式があり、見てみると、一世代前のエンデューロがバーゲン価格に。ハセツネの計測途中で臨終した愛機FA935が頭を過る。
いまはエンデューロ２が出ているけど、そちらは定価16万円と鼻血を吹くレベル。このエンデューロ１でもスペック的には十分だしな。。。
思わずポチりそうになったが、なにかと多用な年末年始。趣味に使ってばかりいられない。
そんな非生産的な１日が終わる。
day⑩
体温計らず。鼻汁が少し粘性で、鼻声か。よく咬んで出そう。
昨夜はついブラジルVSクロアチアを観戦してしまい、朝寝坊。嫁様もお仕事でお疲れのようなので、夕方までゆっくりと過ごす。
夜。鼻がすーすー通る。
ガーミン公式のエンデューロは品切れになった。楽天市場はスーパーセール最終日(笑)。ねこグッズなど探すw
day⑪
療養解除日もとうに過ぎている。さすがにもう良かろうと、昼はラーメン屋さんへ。うまい。
昼食後は、広い海辺の公園で風のなかをお散歩。
明日は社会復帰の予定。朝は忙しいので、夜、抗原検査をやってみた。
まったくもってラインが出ない。
明日はいかねばなぁ
コロナ罹患以降、当然１ミリも走っていない。この間に季節が一段と進んでいるようで、何だか寒くて外に出たくなくなった。
day⑫
社会から離脱している間に季節が2歩くらい進んだ印象。
我が職場ではコロナ4th childrenなので、もはやそれほど珍しくもない。出勤して、とりあえずは上の人たちと、様々世話になった課内の方々にご挨拶。
遅れた仕事を取り戻さなくては。まずは周回遅れ(期限がとうに過ぎている仕事)を端から片付けていく。
day⑬～⑯
昼は外回り、帰ってきてから事務が続く。重要案件が多い週だったので、コロナ罹患は先週で助かったかもw
熱は全くなく、ただ空咳が続いている。一度咳き込むと、しばらく続く。また、お酒を飲むと喘息の症状が出る。苦しくて呑めない。これが後遺症なのか。
day⑱
時間が取れたので、ランニングへ。
実に、２２日振り。
大した距離ではないけど、足が疲れた。罹患～療養中にだいぶ体力が後退してしまった。また練習を積み上げていかないと。
ランニングによる喘息の症状は出なくて、それは良かった。
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社会復帰宣言空咳が少ないながらもまだ続いているが、ランニングを再開することができた。
なんとか日常に近いところまで生活を戻すことができただろうか。
療養中のつかの間の専業主夫生活が懐かしい。ずっと家にいてもいい、と思った。
これでコロナ陽性日記を終わります
咳が残るなど、罹らないに越したことはないので、皆様はくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
終わり。