今日も何とか朝は辛いけど日中は大丈夫という感じであった。

 

  左足首も良かったり違和感があったりと不安定な状態のまま。

 

  気温がまた低いと思いながらクライミングジムに向かう。

 

  ブランク後復帰して3ヵ月が経ち、ようやく4ヵ月目に突入した。

 

  今日は特に焦る必要もなく早めに帰って良いし粘っても良いという感じ。

 

  最初に月曜日の中級クラスの1つ残った宿題をトライする。

 

  やっぱり左トゥフックで苦労するし、頑張ると腰に負担が掛かってしまう。

 

  何回かトライしてやっと完登する事が出来たのでスッキリする。

 

  昨日触った垂壁と110度壁は一切触らずに、他の宿題課題を触る。

 

  ルーフの青2Q課題の後半部分のバラシを行うが、そのバラシさえ満足に出来ない。

 

  前途は暗闇であり、まだ光明が見えないまま終了にする。

 

  結局、20時半過ぎに撤収し少し早めの時間になってしまった。

 

  頑張り過ぎて左足首が少し痛くなり、明日は安静にする流れである。

 

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  SMBC(三井住友銀行)のCM曲が気になっていたのだが、別に誰の何の曲という興味が無かった。

 

  ただ「生きててよかった」というフレーズが印象に残っていた。

 

  今日何となく検索してみたら、元歌はフラワーカンパニーズの“深夜高速”という曲である事が判った。

 

  申し訳ないが、フラワーカンパニーズを知らなかったし、“深夜高速”と言う曲名も2004年のシングルである事も知らなかった。

 

  歌や曲に対するアンテナが鈍感であり、CM曲に使用されていなかったら一生知らないままだったかもしれない。

 

  そういう意味では、SMBCのCMに「あるがとう」である。

 

  因みに私のメインバンクはSMBCではないのだが。

 

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  「生きててよかった」というフレーズについて考えてみた。

 

  私は「生きててよかった」と思った事があるのだろうか?。

 

  多分あったと思うのだが、それを忘れている位だから良かったのレベルが低かったのだろうと思う。

 

  人それぞれで「生きててよかった」と思うレベルや感じ方が違うと思う。

 

  小さな事ではそう思えない時や人が居れば、簡単に思える時や人も居るだろう。

 

  一生忘れられない位の「生きててよかった!」と思いたいが、それに固執するのも良くないと思う。

 

  死線を彷徨ってからの生還も「生きててよかった」と思える。

 

  死の淵に居た事はないが、もしあの時と考えれば事故で死んでいた可能性はある。

 

  日々生きているだけでも、それはそれで「生きててよかった」としたい。

 

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  深夜高速という風に深夜で始まる漢字4文字の言葉で思い出すのが深夜特急である。

 

  勿論、沢木耕太郎による紀行小説の事である。

 

  海外旅行が好きだった私にとっては、本当に大好きな小説であった。

 

  1度手放した後に長い時間が経って再び買ってしまった本でもある。

 

  作中に登場するルートを辿った事もないが、幾つかの都市には滞在した事がある。

 

  一度はユーラシア大陸の西端であるポルトガル・ロカ岬に行ってみたいと思いつつ、いまだ念願が叶っていない。

 

  その文庫本も処分してしまって手元にないのが実情なのであった。

 

  それでも小説の素晴らしさは消滅していない。