昨晩は風呂上りにウィスキー(サントリーリザーブ)をチビチビ飲んでいたら、物凄い睡魔に襲われてしまい0時前に寝てしまった。

 

  その為早起きにはなったのだが天気が悪かったので、午前の回のコヴェナント/約束の救出を観に行くのを中止にした。

 

  夕方の回を観に行く事にしたので、時間的余裕はあったが昼間に眠くなる。

 

  コヴェナント/約束の救出はもっと早く観に行こうと思っていたのだが、延び延びになってしまっていた。

 

  ストーリーは既に知っていたのだが興味深いし監督はガイ・リッチー、そして何よりは主演が私の好きなジェイク・ギレンホールである。

 

  1999年公開で映画初主演した『遠い空の向こうに』を観てファンになってしまった。

 

  ストーリーが実話に基づいていて凄かったし、ジェイク・ギレンホールの夢に向かって努力する青年役が好きだった。

 

  原題はOctober Sky、ソ連が人類初の人工衛星スプートニクを打ち上げた時の話。

 

  苦難を乗り越え自家製のロケットを打ち上げるシーンに感動する。

 

  歌に病室の窓から空の青さは判るけど広さは判らないという歌詞の一節があるが、大空に向かって飛ぶロケットに空に広さを感じた。

 

  コヴェナントも前半はアフガン人通訳のアーメッドが良いし、苦悩して救出に向かうアメリカ軍の曹長ジョン・キンリーが良い。

 

  ヴィザの為もあるかもしれないが人を助けたいという気持ちであれだけの苦難に耐えられるか?、私には絶対無理に思える。

 

  クライマックスの救出劇はスカッとするが、映画だからスカッとしても良しとして欲しい。

 

  現実は勧善懲悪とはならない複雑な歴史と立場がある。

 

  20年の軍事作戦後にアメリカ軍が撤退して1ヵ月でタリバンが支配するのだから、中途半端なタイミングでの撤退に思えてしまう。

 

  30年50年駐留したとしても流れは変わらなかったかもしれないが、多くの米軍協力者が殺害されて多数が隠れている事実に虚しさを感じる。

 

  アメリカの侵攻に意味があったのか?、正しい行動は何だったのか?、歴史にイフはないが考えてしまう。

 

  主義や思想、宗教は人々を救うかもしれないが、反対に不幸にして人を死なせるから嫌いである。

 

  平和な国に住んでいる人間の戯言である。