先日、ツギオのお嫁ちゃんのNamiちゃんと電話でおしゃべりしました。
そもそも令和の妊婦事情もわからない私に
ロンドンでの話はまるで異国の話のよう（ゑ？）
Namiちゃんが検診を受けてる病院で
マタニティー仲間のお友達ができたらしくて
メーカー勤務の旦那さんと30代半ばのＡ子さん夫婦
商社マンの旦那さんと30代前半のＢ子さん夫婦
Ａ子さんの会社の健康保険では
基本的に(妊婦)検診費用が出るけど、一部出ない検査項目もある。
Ｂ子さんの会社の健康保険では
基本的に全て出る。(自己負担なし)
で
Namiちゃんの場合(ツギオの会社の健康保険の場合)
妊娠８ヵ月までの検診は実費で払って、
後で戻ってくる。
(おそらく全額戻るんだと思うけど・・・・って)
で
８ヵ月以降～出産までは健康保険が使えるらしい。
(って話だったんだと思う)
(だから自己負担ナシなのか、何割か？なのかは私にはわからない)
でね
とりあえず自分で払う１回の検診の費用が
日本円で
約10万円！！！！！
通常の検診以外に
何かしらの検査とかをしたときには
約20万円 だと！
数ヵ月後には戻ってくるとはいえ
毎月結構な大金よね。
※ 少し余談 ※
ツギオの会社では給料の半分とボーナス全額が日本円で支払われていて、検診費用はポンドでのお支払い。
日本円での給料を手数料かけてポンドに両替するんだけど、ここんとこの円安で大打撃よね。
※ 余談終わり ※
しかも検診って詳しく診てくれるわけじゃないようで
初産でいちいち不安や心配があるけど
すっごく簡単にあしらわれるみたい。
（もちろん医師としては全く問題のない不安なんだろうとは思うけどね）
もうすぐ21週目に入るけど
ツワリがなかなか治まらないNamiちゃんのためにツギオが料理をしているようです。
栄養だとか
食べちゃダメなもの、食べたほうがイイものなどなど
ツギオがちゃんと考えてやってるみたい。
妊娠中、ナマモノはＮＧだけど
イギリスだとお刺身もお寿司も
「美味しそう～♪
」とならないから、そこは問題ないって。
だけど
(イギリスの場合)牛乳もしっかり加熱しなきゃいけないらしいし
非加熱のナチュラルチーズ(リコッタチーズだっけ？)とかも
イギリスのものだと気をつけなきゃいけないし
料理に入ってたりとかするから油断できない とか、いろいろあるみたい。
それまで楽しみにしてたカフェ巡りに行っても飲めるものがないらしくて
グレープフルーツジュースは美味しいけど、ツギオに
「糖分摂りすぎになるからほどほどに」って言われるって。(笑)
Namiちゃんに付き合ってナマモノもお酒もやめてるツギオに
Namiちゃんは
『（遠慮しないで）お刺身も食べたらいいじゃん。
なんなら栄養のためにも食べて欲しい』って言うらしいけど
ツギオは
『そんなズルはできない』って言うって。
ズルってなに？って笑うNamiちゃん。
それを聴いて
あぁ・・・うちの息子エライわ、と思う親バカの私。
34年前
乳児だったツギオはそれはそれは激しいアトピーで、
完母だった私が食事制限の必要あり。
牛乳・卵がダメ、となると牛肉も鶏肉もダメ、
豚肉も食べないほうがいいと言われ
油も脂も大豆製品も(となったら醤油や味噌も)ダメで
アクの強い野菜も青魚もダメで
添加物もダメで(そりゃそうだけど)
外食や市販のお惣菜やお弁当等は何が入ってるかわからないので全部ＮＧ。
(アレルギー表示のない時代でした）
なので私の食べられるのは基本的に
白米と白身魚の塩焼き(醤油なし)。
そんな食事で授乳しなきゃいけなくて(粉ミルクもＮＧ)
オットと、幼児のタケオには普通にご飯作らなきゃいけなくて。
心身ともにものすごくキツくてしんどくて。
オットにそれを言ったら
『ワシにはカンケイナイ』ってバッサリ。
これは34年経った今でも忘れられない。
自分が食事制限しても次男のアレルギーには影響がないんだから、って意味だったらしいけどそれにしてもその言い方はなくない？
『お弁当は作らなくていいよ』って言って
お昼にコンビニで好きなもの買って食べてくれればよかったじゃん。
『ツラいよね。自分もナミと同じもの食べる。
独りだけ我慢させたりしない』って言ってくれてれば
「いやいや、授乳してるのは私なんだから
オットまで我慢しなくていいよ」って言えたのにね。
オットの子でもあるのに
なんで私だけが100％しんどい思いしてるん！？
私はあちこち痛いのに
寝られない、食べられない、トイレにも行けない、
誰ともしゃべれない、出かけることさえままならなくて
自分の時間なんて全くない生活してるのに
その上まだ今まで通りの主婦の仕事も求められて。
(当時スマホがあったらちょっとくらいの気晴らしもできたのにね）
独身の時から、父親になっても
自分の生活は何も変えないことをアタリマエだと思ってたオット。
時代もあっただろうけど
オムツを替えたこともあるけどおしっこの時だけ。
二人の息子、合わせても数回だけ。
しかも私が全てお膳立てしてから。
息子たちはオットの子でもある、って思いは捨てました。
この子たちは私の子。
私だけの子と思って育てました。
数年前、ドラマの
ミステリと言う勿れ で主人公の久能 整くんが言ってた
(子育てに関して)
したこともしなかったことも、いずれ自分に返ってくるだけ
ってセリフが忘れられない。
そっか！
それならもういいや。
すっごく大変だったけど私は頑張って良かった、って思ったんです。
オットには
年老いて もしもいつかひとり暮らしする日がきたとしても
私の息子たちに迷惑かけないでね！
ゆーとります。
ツギオにも
父親として
産前産後の３年間は(いいことも悪いことも)一生ものだから
って言ってるのが届いているようです。
父親は妊娠も出産もおっぱいあげることもできないけど
逆にそれ以外の全てはできるし
身体にダメージないんだからやりなさい
とも言ってます。
Namiちゃんがツギオに「我慢しなくていい」って言ってくれるのはありがたい。
ツギオが「ズルしない」って思うのもエライ。普通？
栄養を摂らなきゃいけないのは妊婦さんのほう。
その妊婦さんが食べられない栄養は摂らなくていいよ。(笑)
なーんていろーんな話をしてたら
Namiちゃんが
『おかあさん、明日は結婚記念日ですね。
おめでとうございます
』
私
「ありがとうございます！
明日 っていうか、もう 今日 だけどね(笑)」
Namiちゃん
『え？？？
今何時ですか！？
えっ？？？(日本時間)12時じゃないですか！！
ごめんなさい
』
私
「12時じゃなくて１時だけど、何の問題もないから謝らないで。
楽しいし 嬉しいし 感謝しかないから♪
」
大慌てで平謝りのカワイイNamiちゃん
本当に心からありがたいです～