約24時間ぐらい前にiPhone 4がスティーブジョブズCEOの口から発表され、大いに世界が沸いた。
iPhoneを筆頭にスマートフォン熱が加速している今だが、世界では他にもBlackBerryやWindows Phone, Androidなどが多くの人に使われている。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100423/347430/?ST=android-dev&P=1
しかし、一般消費者の視点から、世界ではよく聞く名前であっても日本ではあまり聞かない名前のスマートフォンが多くあるはずだ。
例えば、ドコモのBlackBerry
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/pro/blackberrybold/
去年発売されていたWindows Phone
http://windows-keitai.com/?%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%2F2009.11.11%20%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%80%81%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%80%81Windows%20Phone%20%E3%81%AE%E9%A0%82%E4%B8%8A%E5%AF%BE%E6%B1%BA
日本の一般消費者のこれらに対する認知度はどれだけあるだろうか?
ほとんどないだろう。ましてやその中に入ってるOSなんてものは難しすぎて理解しがたい。
理解しがたいがために理解しようとしない。
それが今日本で繰り広げられているスマートフォン戦争iPhone VS Androidに対してどのような影響をもたらしているのかを自分なりに分析してみた。
いや、もっと正確に言えば、iPhone OS VS Android。
しかし、これはギークまたは一部のITリテラシーの高い人の見え方である。
これが一般消費者の目にはどう映るのか。
「iPhone OS VS Android」ではなく、「iPhone VS ???」になるのだ。
店頭に行って見ていただきたい。
最新のものではiPhone3GS, Xperia, HTC Desireと並んでいるはずだ。
Androidの文字がどこに見えますか?
見えない。いや、よーく見れば見える。でも、一般消費者はそれをしない。
まぁ、Google側からしたら見えなくていい。Google側としてはXperiaだろうとHTC Desireだろうと使ってくれればユーザーとGoogleは繋がるんだから。
では、一般消費者はどのようにAndroidを選ぶのか。
それにはまず、一般消費者が携帯を選ぶ基準を知らなければいけない。このような調査がある。
http://japan.internet.com/allnet/20100604/4.html
http://japan.internet.com/research/20100212/1.html
これらを優先度順で簡単にまとめると
女性
1.デザイン
2.メーカーブランド
3.機能
男性
1.機能
2.メーカーブランド
3.デザイン
といったところか。
ここで注目してほしいのはメーカーブランドである。
なぜなら、Android OSはフリーOSであるので、メーカーやキャリアに縛られることがないためデザインはいくらでも変えられるし、OS機能にほとんど差はないからだ。
そこでこれを踏まえ、メーカーのブランド力を上げるのは何か考えてみると・・・
それが女性も男性もデザインなのである。(機能はOS依存性が高いというのとiPhoneの普及を見るとカメラなどの機能よりデザインをとる人が多い傾向がある。)
なので、デザインがいいスマートフォンを出したメーカーに人気が集中する。
つまり、Androidを買うとき多くの一般消費者はデザインの良いメーカーを選ぶことになる。
デザインのいいものができたら次はマーケティングの世界だ。
どのようにして一般消費者に認知してもらえるか。
この宣伝で私はAndroid携帯がどれだけ売れるかが決まると思う。
Xperiaがどれだけ宣伝費をかけたかはわからないが、どれだけいろんなところで宣伝を見たかは言うまでもない。
このマーケティングにどれだけお金をメーカーがかけられるかが重要だ。
なぜなら日本では、スマートフォンと言ったら「iPhone」が真っ先に出てくる人が多いからだ。
iPhoneの他にもAndroid・・・いや、Xperiaがあるんだ!ということを伝えなければいけない。
しかし、残念ながら、このマーケティング費用にお金をかけられているメーカーがほとんどない。
印象が残ってるのはXperiaぐらいだ。
これでiPhoneに勝てるのか!?
まず、デザイン
デザインを徹底的に追及してきたAppleに勝つことは難しい。
これでAndroidがだいぶ不利になった。
次に、マーケティング費用
Appleはそれ自体のブランド力が強い。例えばMacやiPodを知らない人がどれほどいるだろうか。逆に例えばSony Ericssonの製品を挙げてくださいって聞いてみたら何が出てくるだろうか。
ブランド力の差は歴然。それにとどめを刺すかのようにAppleとソフトバンクが宣伝をバンバン流す。
明暗は明確だ。
他にもいろいろ要素があるが、これだけでAndroidを出して成功したいメーカーはどれだけマーケティングに費用をつぎ込まなきゃいけないか理解していただけただろう。
今回言及していないアプリ市場などの考えなければいけない要素がまだまだあるが、正直Androidは不利であることが多い。
今の日本ではiPhoneの一人勝ちは当分続くだろうと思う。
Appleの見せ方はうまい。
iPhoneを筆頭にスマートフォン熱が加速している今だが、世界では他にもBlackBerryやWindows Phone, Androidなどが多くの人に使われている。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100423/347430/?ST=android-dev&P=1
しかし、一般消費者の視点から、世界ではよく聞く名前であっても日本ではあまり聞かない名前のスマートフォンが多くあるはずだ。
例えば、ドコモのBlackBerry
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/pro/blackberrybold/
去年発売されていたWindows Phone
http://windows-keitai.com/?%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%2F2009.11.11%20%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%80%81%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%80%81Windows%20Phone%20%E3%81%AE%E9%A0%82%E4%B8%8A%E5%AF%BE%E6%B1%BA
日本の一般消費者のこれらに対する認知度はどれだけあるだろうか?
ほとんどないだろう。ましてやその中に入ってるOSなんてものは難しすぎて理解しがたい。
理解しがたいがために理解しようとしない。
それが今日本で繰り広げられているスマートフォン戦争iPhone VS Androidに対してどのような影響をもたらしているのかを自分なりに分析してみた。
いや、もっと正確に言えば、iPhone OS VS Android。
しかし、これはギークまたは一部のITリテラシーの高い人の見え方である。
これが一般消費者の目にはどう映るのか。
「iPhone OS VS Android」ではなく、「iPhone VS ???」になるのだ。
店頭に行って見ていただきたい。
最新のものではiPhone3GS, Xperia, HTC Desireと並んでいるはずだ。
Androidの文字がどこに見えますか?
見えない。いや、よーく見れば見える。でも、一般消費者はそれをしない。
まぁ、Google側からしたら見えなくていい。Google側としてはXperiaだろうとHTC Desireだろうと使ってくれればユーザーとGoogleは繋がるんだから。
では、一般消費者はどのようにAndroidを選ぶのか。
それにはまず、一般消費者が携帯を選ぶ基準を知らなければいけない。このような調査がある。
http://japan.internet.com/allnet/20100604/4.html
http://japan.internet.com/research/20100212/1.html
これらを優先度順で簡単にまとめると
女性
1.デザイン
2.メーカーブランド
3.機能
男性
1.機能
2.メーカーブランド
3.デザイン
といったところか。
ここで注目してほしいのはメーカーブランドである。
なぜなら、Android OSはフリーOSであるので、メーカーやキャリアに縛られることがないためデザインはいくらでも変えられるし、OS機能にほとんど差はないからだ。
そこでこれを踏まえ、メーカーのブランド力を上げるのは何か考えてみると・・・
それが女性も男性もデザインなのである。(機能はOS依存性が高いというのとiPhoneの普及を見るとカメラなどの機能よりデザインをとる人が多い傾向がある。)
なので、デザインがいいスマートフォンを出したメーカーに人気が集中する。
つまり、Androidを買うとき多くの一般消費者はデザインの良いメーカーを選ぶことになる。
デザインのいいものができたら次はマーケティングの世界だ。
どのようにして一般消費者に認知してもらえるか。
この宣伝で私はAndroid携帯がどれだけ売れるかが決まると思う。
Xperiaがどれだけ宣伝費をかけたかはわからないが、どれだけいろんなところで宣伝を見たかは言うまでもない。
このマーケティングにどれだけお金をメーカーがかけられるかが重要だ。
なぜなら日本では、スマートフォンと言ったら「iPhone」が真っ先に出てくる人が多いからだ。
iPhoneの他にもAndroid・・・いや、Xperiaがあるんだ!ということを伝えなければいけない。
しかし、残念ながら、このマーケティング費用にお金をかけられているメーカーがほとんどない。
印象が残ってるのはXperiaぐらいだ。
これでiPhoneに勝てるのか!?
まず、デザイン
デザインを徹底的に追及してきたAppleに勝つことは難しい。
これでAndroidがだいぶ不利になった。
次に、マーケティング費用
Appleはそれ自体のブランド力が強い。例えばMacやiPodを知らない人がどれほどいるだろうか。逆に例えばSony Ericssonの製品を挙げてくださいって聞いてみたら何が出てくるだろうか。
ブランド力の差は歴然。それにとどめを刺すかのようにAppleとソフトバンクが宣伝をバンバン流す。
明暗は明確だ。
他にもいろいろ要素があるが、これだけでAndroidを出して成功したいメーカーはどれだけマーケティングに費用をつぎ込まなきゃいけないか理解していただけただろう。
今回言及していないアプリ市場などの考えなければいけない要素がまだまだあるが、正直Androidは不利であることが多い。
今の日本ではiPhoneの一人勝ちは当分続くだろうと思う。
Appleの見せ方はうまい。