淀んだ水がたまっている それが一気に流れていくのが好きだった
決壊し解放され走り出す 淀みの中で蓄えた力が爆発して
全てが動き出す・・・
悪い、出発の朝に・・・
絶交しにきた・・・
『絶交』
だって、言ったんだ。
お前さ、まだ気づいてないのか・・・
・ 悪い噂を流していたのも、
・ お金をせびりに来た上級生に、百万円のことを教えたのも、
・ キマリの南極行きを母親に密告してたのも、
全部、めぐっちゃんの仕業だった・・・
なんで・・・？
私以外にないだろう！
なんで・・・？
知らねぇよ！
最初にお前が南極に行くって聞いた時
なんで、こんなに腹が立つんだって思った・・・
自分に何もなかったから
キマリにも何も持たせたくなかったんだ！
ここじゃないところに向かわなきゃいけないのは
私なんだよ・・・！
嫌な思いさせて悪かった・・・
謝る
ごめんなさい・・・
じゃあな・・・
めぐっちゃん！！！
一緒に行こう
何処に？
な゛ん゛ぎょ゛ぐ・・・
馬鹿言うなよ・・・
やっと一歩踏み出そうとしてるんだぞ
おまえの居ない世界に・・・
「 私達は踏み出す。今まで頼りにしていたものが、
何もない世界に・・・
右に行けばなにがあるのか,家はどっちの方かも
わからない世界に・・・
明日何処に居るのか 明後日何処を進んでいるか
想像できない世界に・・・ 」
『それでも踏み出す！』
『 絶交無効・・・ 』
淀んだ水がたまっている それが一気に流れていくのが好きだった
決壊し解放され走り出す 淀みの中で蓄えた力が爆発して
全てが動き出す・・・
全てが動き出す…
今回の主役はキマリとめぐっちゃんの二人
過去四話のエピソードの中で、何度も垣間見せていた
めぐっちゃんの心の闇が、
本人の告白によってキマリの目の前に曝け出される。
自分の心の中の真実の想いを、自分の心の中の嫌な部分を
微塵も隠すことなく素直にさらけ出しためぐっちゃんの勇気。
自分を置いてきぼりにして、どんどん先に進んでいってしまう
幼馴染の親友に複雑な想いを抱いていた彼女。
妬み・辛み・喪失感とか孤独感いよいよ親友の南極への出発が
近づいて来る事により
さらに、罪悪感や焦燥感様々な感情や気持ちが
彼女の胸を痛めつけていたのでしょう。
どれほど思い詰めてどれほど悩んでいたのかを想像すると
胸がギュッと握りつぶされるようなきつい気持ちになってしまいます。
しかし、
そんな衝撃的な真実を全て受け入れ、その全てを救いさってしまう
キマリの寛容性と包容力。
『絶交無効…』
この台詞を聴く度に涙腺が崩壊して鼻水が溢れ出して
どうにもならない気持ちになってしまいます。
放送的にはまだ第五話
なのに、
これほどまでに最終回レベルの凄まじいエピソードを惜しみなく出していて
本当の最終回までネタが持つのでしょうか・・・
それとも、これ以上の展開がこの先待ち受けているとでも
言うのでしょうか・・・
ひとつ思うことは、誰かが死んだりとか大怪我したりとか
なるべく大きな惨事は起こらないように切にお願いします。
あと、
四話まで比較的おとなしめで抑えているかの様な演技をしていた
金元寿子さんが
「絶交しに来た」からの、あの、
「しらねぇよ！」って、台詞がでてきて
最後は泣きじゃくるまでの感情的な演技の振り幅は
やはり、素晴らしいなと思いました。
きまりが唄う、『ここから、ここから』
なんか花澤さんも開き直っているのか
どうなのかはうかがい知ることはできませんが、
思いっきし、ふっきれて演技しているように見えます。
しらせと日向が唄う『ここから、ここから』
結月ちゃんVer.も必須です