動物虐待犯罪者を表すスラングのひとつに
黒ムツという言葉があります。
 
 
語源は黒いムツゴロウからきていて
それを略して黒ムツとなったようです。
 
 
黒ムツと称したり称されて
動物虐待犯罪行為を正当化し
ひたすら
抵抗できない動物たちを
 
時として
さらに身動きが取れないような状態にして
ただ悪夢の様な蹂躙と残虐行為を繰り返し続ける
不逞の輩です。
 
 
身元がばれないように
巧妙に素性を隠し、
 
公に
動物虐待犯罪行為の画像や動画
 
あるいは
自らの行っている
虐待犯罪行為を報告することに
悦にいっている悲しい人達の事である。
 
 
実は
そういった類の人物は
かなり多数存在するらしく、
 
 
ネット等で
お互いの虐待犯罪行為を報告をしあって
連携を深めているようです。
 
仕様がないと言えば
そうとしか言いようがないのですが、
 
あまりと言えば、あんまりですよね。
 
 
 
最近あったS県の事件や
数年前のF県の事件とか
 
実行犯である彼らの異常性も問題ですが、
 
 
ネットでそれを称賛したり
模倣しようとする者や
 
自分の方がもっと凄いことをしていると
顕示欲を誇示する者もいたり
 
現在における
黒ムツという存在の闇深さを感じます。
 
 
『愛誤』
というスラングで表される、
 
動物愛護の意味を履き違え
動物愛護を曲解し、
動物の側にだけ立ち
動物至上主義に陥ってしまい、
 
 
そういった考え方をしている
自分自身に陶酔し
 
そのためになら何をしても構わない
という極端な発想で、
 
 
黒ムツと同等なくらい
厄介な存在の人の
事件や犯罪も少なくはないようです。
 
 
自分以外の全てが
動物を虐待していると思い込み
闇雲に動物虐待犯罪者と決めつけ、
 
 
一例でいえば
捨て猫を保護しようとしている方の背後から
 
「猫に何をするんだ、虐待するつもりだろう・・・」
 
と、
問答無用でいきなり襲いかかり
殺人事件にまで発展する事案もおこっているらしい。
 
 
最近は、そういったトラブルが頻繁に生じているそうです。
 
 
なぜ、
どうしてそういう極端な考えや行動に
辿り着いていってしまうのか?
 
 
どうすればそういった事例を失くすことができるのか、
 
 
なんらかの対策を講じる必要が急務なのではないかと思います。