ご遺骨は、法律により都道府県知事が
許可した「墓地」にしか、埋葬することは
できません。
なので、自宅の庭に埋めることは
違法となります。
埋めずに『自宅安置』を続けることは
違法ではありません。
お仏壇の下段に、ご遺骨が収納できる
タイプも売っています。
どのような形であっても、お手元に置かれて
ご供養することはできます。
しかし、最後はご遺骨を”埋葬”しなければ
なりません。
故人やご遺族は、信心深い方ですか？
宗派にもよりますが、
浄土真宗では、
「死ぬとすぐに阿弥陀様が迎えに来て、
極楽浄土に連れていってくれる」
としています。
なので、「お墓」というご遺骨の入れ物が、
どうこうということではありません。
すべての人が、数百万円もするお墓が
買えるわけではないですし、
買ったら買ったで、後々の後継ぎ問題が
生じたりします。
共同墓や合祀散骨など、
個人の「お墓」はないものの、
２０万円前後から
埋葬してくれるプランもあります。
「納骨は、四十九日まで」に
する必要はないので、
どんな「お墓：かたち」にするのか、
ゆっくりと検討し、
営業マンのセールストークに乗せられて、
高い買い物をしないように、
慎重にお選びください。