ピアノを習い始めたばかりの時の
初めて楽譜を見て弾くときのコツ。
それは
分解して組み立てる
お子さまも、大人の方も同じです
楽譜を読んで弾くということには
とてもたくさんの要素が含まれています
①楽譜を見る
後頭葉 視覚
②情報を読み取り、分析する
※音とリズムの同時処理
前頭葉 判断
③適切な感情、状況、音のイメージなどを頭に描く
前頭葉 情緒コントロール
④弾こうとする
前頭前野(前頭葉) 実行機能
⑤10指を違う方向に高速で動かして
小脳 運動機能
⑥弾く
※鍵盤の位置や距離
頭頂葉 空間認知
⑦出したい音のために更にコントロールする
小脳 運動機能
⑧体全体が指の動きをサポートするために動く
小脳 運動機能
⑨聴く
側頭葉 聴覚
⑩音の理解・処理
※弾いた音、なっている音が「ドだ」と理解する
側頭葉 言語理解
⑪この動作の一つ一つを決定づけ記憶する
側頭葉 記憶
ピアノを弾くっていうことは
これらのことを
無意識ながらも瞬時しているんですよ
今ピアノを弾いているあなた。
そして
あなたのお子さまは
とっても凄いことをしている
ピアノは脳にいいといわれているのにも納得ですね
無意識のうちに
脳全体が活性化され
脳にいいことをしているって嬉しいですよね
YAHOO!ニュース【なぜ「ピアノは習いごとによい」と評価されるのか】
ピアノは他の楽器より脳に良い影響を与える?!ピアノは脳全体を使います
「ピアノは右脳を鍛える」は過去の話!!ピアノは脳の○○を使っている!
でも
ピアノを習い始めてすぐに
これらのことを一気にするのは
ちょっとハードルが高いです。。。
難しいことに
挑戦することも大切ですが
毎回毎回大変すぎると
ピアノを弾くことが嫌になってしまう可能性も。
だから分解
右手の部分
左手の部分
リズム
音
などと、まずは分けちゃいます
①リズムうちだけをする
②音だけを読む
このように1つ1つのことを出来るようにします。
1つ1つすることで
「このリズムが分からないなぁ」
「この音を読むのに時間がかかるなぁ」
などと
自分が苦手なことを見つけることが出来ます💡
リズムと音がしっかり分かったところで
③リズム打ちと音読みを同時にする
ここではまだ弾きません。
2つのことを同時にすることで
さっき出来ていたことが出来なることも多いからです
そして、①~③まで出来て初めて
④ピアノを弾く
③まで出来ていても
ピアノを弾くということは
弾く音の鍵盤を探して、左右違う指を動かす
ということがプラスされます。
そして
ただ「弾ける」だけでなく
表現、音色といったこともプラスされていきます
それぞれの段階で
新しいことに挑戦しているのです
長年ピアノを習っていると
①~④の段階を同時にすることが出来るようになります
でも
習い始めたころは
出てくる音が少ないとはいえ
これらのことを一気にするのは大変です
バラバラに分解してから組み立てて弾いた方が楽
そして
実はこの方法は
めちゃくちゃ弾く力がつくんです
楽に弾けて
将来的に弾く力がつく
段階的にすることが「面倒くさい」と思われる方もいるかもしれませんが
結果的に近道になるので
絶対におススメです
水谷紘子ピアノ教室でのレッスンでも
声かけしていっています
おうちでも
楽譜を瞬時に見て弾けるようになるまでは
この方法で弾いてみてくださいね
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