加害者と会った日


話の流れから

お互いの利用している最寄り駅を教え合った


そして私は

その最寄り駅付近で働いていることも教えてしまった



私は専門職なので

少し調べたら簡単に場所は特定出来ると思う



自分は危機管理バッチリ!

なんて思ってたのが恥ずかしい



加害者が任意で事情聴取を受けたあとから

職場の近くで似たような男性を見ると



まさか


逆恨みで文句を言いに来たんじゃないか


被害届を取り下げろ!

と言いに来たんじゃないかと



不安になって

息が上がって苦しくなる




そんなはずない


そんな雑談

もう覚えてないだろう


もし覚えていたところで

来ることは無いだろうと


思っても

思っても



もしかしたら

もしかしたら

来るかも


って


毎日


加害者の影に脅えている


加害者は逮捕されている訳じゃないから

怖くてたまらない




長い長い

終わりの見えない坂道を

いつまでも登り続けている気分だ