DDH184 JS Kaga
には白山比咩神社の御分霊が
祀られていて
神域であるお社は乗務員の
生活空間と密にして存在する
また船の修理、点検などで
ドックに入る時は
神を白山比咩神社に一旦お戻し「この使い方は正しいのか不明」する


以下
白山比咩神社様
ホームページより
護衛艦名は「天象・気象・山岳・河川・地方の名」を与える事となっており、今回の「かが」は、かつての律令制における「加賀国(石川県)」に由来しています。旧帝国海軍最大の空母「加賀」にとって、白山は守護神とも言える存在であり、その艦内には白山比咩神社の社殿を模した神棚が奉斎されていた歴史があります。
そして、護衛艦「かが」の就役に向けて、一昨年より艦内神社への御分霊の依頼があり、護衛艦「かが」の関係者と打合せを進めてきました。

護衛艦「かが」


平成29年3月12日午前9時より護衛艦「かが」御分霊拝戴祭をぎ装員長遠藤昭彦一等海佐以下9名参列のもと、厳粛に斎行致しました。
翌日、宮司以下祭員4名の奉仕により、横浜市のジャパンマリンユナイテッド(株)横浜事業所磯子工場内に係留の護衛艦「かが」艦内を祭場に、護衛艦「かが神社」の命名式・並びに鎮座祭が斎行されました。

まず、遠藤ぎ装員長が「命名・本艦の神社を『かが神社』と命名する」と宣言、鎮座祭に移り、宮司の祝詞奏上、次に祭員が切麻、大麻を持ち、ぎ装員長が神酒にて四方祓いを行い、艦内を清めました。 その後、宮司の玉串拝礼、ぎ装員長以下幹部の方々も玉串を捧げ、日本国の防衛・世界の平和と安寧、航海の安全、乗員の安全を祈念致しました。(ぎ装員長は就役時より艦長となります)

護衛艦「かが」は基準排水量19,500トン、全長248メートル、乗員520名。船全体に甲板が広がるほか、格納庫もあり、ヘリ14機が搭載可能であります。 なお、艦内は最新医療設備や約300人収容可能な食堂、または海水を純水(飲み水)に変える装置など災害に対応出来る設備を完備しています。

艦内を祭場に「鎮座祭」


また、内部には加賀友禅や九谷焼、美川刺繍など石川県ゆかりの美術工芸品約40点が展示されています。
当社からは宮司揮毫の艦名「かが」の書額、就役記念として浅蔵五十吉作陶板「霊峰白山」を寄贈し、艦内に掲げられています。
同月22日には、製造元のジャパンマリンユナイテッド(株)から海上自衛隊への護衛艦引渡式と自衛艦旗授与式が実施されました。 「かが」は夏頃を目途に、金沢港への寄港が検討されています。