となりの町のルイス(Lewes)の歴史的な建物を訪ねた時に。

こんなものがありました。

{9F4D8A32-AA2D-48C2-B550-67B12D7CE58C:01}
1066年~現在の英国君主たちのマグネット。
全体的には、卓上カレンダーくらいの小さいサイズ。
各マグネットは、切手サイズくらいです。





イギリス来てから、英国歴史にどんどんハマってきているわたしとしては。

これを見た瞬間。
こ…これは…(*゚O゚*)
お宝と思ってしまい、即購入。。

{AE5B39A9-097F-4761-A2A1-4035CB0F62FE:01}

写真のところへ、マグネットを配置できるようになってるんですよ。





これを購入したこの町(ルイス)に関わりがある人物は。
ヘンリー3世(在位期間5位の…)
この町が、当時イングランドの政権争いで貴族と闘った舞台となった(ルイスの戦い)ということで有名みたい。
ちなみにヘンリー3世負けてる。。捕虜されてる。。

これについては、この町に行くとすぐに見えるこのお城の隣りにある小さな博物館みたいなところ(お城のチケット売り場)で色々観れます

{50913637-127B-4A4F-A79A-5A6C33440664:01}






そしてヘンリー8世や、のちに即位されてるメアリー1世もこの町に関係あり。
{FBDDCD48-72DC-473F-936D-EA0E20A2AEFB:01}

ヘンリー8世の最初の王妃(キャサリン)との間の一人娘。
こちらは、即位前の肖像画ですが、晩年の彼女の顔は本当に怖い。
(ご存知の方多いかもしれませんが…)



彼女の父であるヘンリー8世
(はい…あのヘンリー8世ですわ)

次の女性(アンブーリン)と再婚するために、当時熱く支持していたカトリックを離脱。
また別宗教の〝イギリス国教会〟を作って、大きな宗教改革を

この宗教改革で反対、批判する者に対しては処刑してるよね汗
ていうか、これがすべてアンブーリンとの再婚のためだというから理解できない。
しかもここまでして、アンブーリンとも後々別れてさらに処刑してるし…


そして、ヘンリー8世が亡くなった後。
メキメキと恐怖政治を始めた当時のイングランド王メアリー1世


ヘンリー8世が自分の母親に対して味わせた怨念もあったのでしょう…(←完全に個人的見解)

イングランドにカトリックを戻そうとプロテスタント(カトリックを辞めた人たち)を300人近く迫害。。。。


この迫害が行われた町のうちのひとつが、またここルイスの町。


その迫害で、国民は、みんなメアリー1世を恐れていたそうあせる
現代にも残っている「ブラッディマリー(血まみれメアリー)」の語源もここから…彼女のことは、知れば知るほど怖くなる。


次に即位されたエリザベス1世で、この恐怖政治もおわった。
そしてイングランドががらりと変わったんだね~

なんか、もう時代が凄すぎて…あせる
不思議な感覚になる。




あと、わたしが今いるブライトン(Brighton)の町で関わりがあるのは。
ジョージ4世
{33CAC907-7488-4031-9F06-A0F92E1468D1:01}
先日、女王エリザベス2世が、君主最長記録を更新されたばかりですが
現在、3位最長記録のジョージ3世の息子さん。


(↓ロイヤルパビリオン。ここブライトンの象徴的建物。)
{8611111D-E451-4204-B995-3E2C10F74199:01}

こちらは、ジョージ4世が離宮として作った建物。
当初は、もっとシンプルだったみたいですが、途中で手を加えこの形になったそう。




お父さん(ジョージ3世)が病気で寝込み。
代理で王として働いている間に、こうやって豪華な離宮を建てたり、お金をものすごく使っていたようです。。
お父さん(ジョージ3世)それに頭痛めて病気も悪化したって…あせる

そして、とてもオシャレだったというジョージ4世
このマグネットの肖像画からも、それがなんか漂ってる…


奥さんも全然大事にせず。
お金も使いたい放題。
国民からは信頼されていなかったって。

でも、当時亡命中のフランス王や貴族を助けてあげたりもしているんですよね~(←ここすごい興味あり。)


そんな歴史もありですが…
このロイヤルパビリオンの存在のおかげで、ブライトン(Brighton)の町もだんだんと変わっていって。
高貴なひとたちが住むようになり、イギリス屈指のリゾート地として知られるようになったそうです
(家賃も高い~ロンドンとさほど変わらないみたい)



(↓たくさんの歴代君主が眠るセントジョージ礼拝堂 @ウィンザー城)
{65D0CE26-9ADF-4C18-B8BF-26E9ED58451E:01}






最近思うのが。。
タイムスリップして当時のイングランドの世界を覗いてみたいぃ目

でも、戻れなくなったらそれも怖いね(←なんかの映画の見過ぎ)とか一人ツッコミしたりして…



でも、やっぱり歴史をたどると繋がっていくからすごいなと思ってしまう。


ダイアナ妃も、ヘンリー8世の元愛人メアリーブーリン(2番目の奥さんアンブーリンのお姉さん)の子孫で繋がってるし。
エリザベス女王(2世)も同じ子孫

アンブーリンと違って、姉のメアリーブーリンはとても美人さんだったみたい。
エリザベス女王ダイアナ妃も、、どおりで…
ね~
とっても綺麗ですもんね。

ダイアナ妃も、結局未解決のまま…
これもずっと歴史に残るのでしょうね。。




って…なっがい記事になってしまいました。
もう終わらないわこれ。





完全なるひとりごとにお付き合いくださりありがとうございました