近視眼的な見方とは、今下げてるから下げが続くだろう(または今上げているから上げが続くだろう)と言う単純な見方の事である。無能なアナリストは、この近視眼的(目先予想)な見方しか出来ない。目先予想ばかりのアナリストは無能だと判断して良い。

先の先を読む事が必要。例えば今は一時的に下げているが、これはミスリードのせいであり調整なので、どこかで切り返しその後高値更新するだろうとか。市場がミスリードを発し、アナリストがそれを拡散した後に、流れが転換すると言った事が相場では良く起こる。昨年末にもあった。アメリカの利下げ予想を6月から3月に早め、利下げ回数も6回だと市場は勝手に言い出した。相場は年末まで円高の後、翌年から円安に転換した。ミスリードだった事はこの動きから明らかだ。相場を上下させて利幅を稼ぐ事が目的である。市場は、わざとミスリードを発していると思う。

勝てる投資家とは、このミスリードを見抜ける人である。