アナリストは、上げが続くと上がると予想し、下げが続くと下がると予想する。要するに、順張りだ。流れの踏襲と言っても良い。買い方と売り方の強い方に付く風見鶏予想とも言える。頭の中には、「上げが続いているから、また上がるだろうとか、下げが続いているからまた下がるだろう」と言う単純な考えしかない。実際には、値ごろ感から反転する場合も多い。踏襲を予想として発表しているだけなので、転換点では必ず外れるのだ❗
テクニカルには、反転をチャートから確認出来るまで週足2本以上つまり2週間以上必要とする致命的な欠点がある。それ故に、アナリストは相場の先読みは出来ず、相場の後追いしか出来ない❗連続して何度も外すなんてやろうとしても普通は出来ない。だが、アナリストの予想はそれ程ハズレてばかりなのだ❗相場で稼ぐ能力のない人がアナリストをやっているのだ。踏襲と後追いだけで飯を食っているのが、アナリストである。
相場を研究すれば、この場合はこう動くはずと言う相場観が自然と身に付くが、アナリストにはその素質がないのだ❗
私の相場観とは真逆の予想をし、ハズレるアナリストを見ると、本当に素質がない人が予想している事に驚く。
アナリストの反転予想は2週間以上遅れると、また頻繁にハズレるとわかった上で、反転の判断は、投資家が自分で決断しなければならない。