♪「秋桜」 作詞・作曲:さだまさし
以下は歌詞です。
淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない日溜りに揺れている
此の頃涙脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする
縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くり返す
独り言みたいに小さな声で
こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさが浸みて来る
明日嫁ぐ私に苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと 笑った
~間奏~
あれこれと思い出をたどったら
いつの日もひとりではなかったと
今更乍ら我儘な私に
唇かんでいます
明日への荷造りに手を借りて
しばらくは楽し気にいたけれど
突然涙こぼし元気でと
何度も何度もくり返す母
ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もう少しあなたの子供で
いさせてください
・・・・・・・・・・・END
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以下はひらなか読みです。(漢字なし)
うすべにのこすもすがあきのひの
なにげないひだまりにゆれている
このころなみだもろくなったははが
にわさきでひとつせきをする
えんがわでアルバムをひらいては
わたしのおさないひのおもいでを
なんどもおなじはなしくりかえす
ひりごとみたいにちいさなこえで
こんなこはるびよりのおだやかなひは
あなたのやさしさがしみてくる
あしたとつぐわたしにくろうはしても
わらいばなしにときがかえるよ
しんぱいいらないと わらった
あれこれとおもいでをたどったら
いつのひもひとりではなかったと
いまさらながらわがままなわたしに
くちびるかんでいます
あしたへのにづくりに手をかりて
しばらくはたのしげにいたけれど
とつぜんなみだこぼしげんきでと
なんどもなんどもくりかえすはは
ありがとうのことばをかみしめながら
いきてみますわたしなりに
こんなこはるびよりのおだやかなひは
もうすこしあなたのこどもで
いさせてください