新書94:おくのふか道 | 城人のブログ

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下川裕治『「おくのほそ道」をたどる旅 路線バスと徒歩で行く1612キロ』

 

 

江戸時代の俳人松尾芭蕉の有名な著作『おくのほそ道』を

電車とバスとタクシーと徒歩でたどる、現代版?おくのほそ道

 

著作通り仙台や松島、秋田・山形に金沢や福井を回って

終点の大垣(岐阜県)を目指す。

 

徒歩は1日1時間。

主な移動はバスか電車。

 

どこがおくのほそ道をたどる!なのか(笑)

 

とはいえ作者なりのこだわりや、おくのほそ道への解釈があり、

読み物として面白い!

 

テレビ東京で太川陽介さん・蛭子能収さん+ゲストさんで挑戦していた

路線バスの旅の誌上版といった趣。

 

プロのライターさんが書いているから

文章も読みやすく面白いといったところか・・・

 

それにしても現代人が、これほど乗り継ぎ等々に苦労しているのに

江戸時代の旅人って・・・

 

作者が書いているように、本当におくのほそ道は、おくが深い。

そもそも何の目的で旅に出たのだろうか!?