ジャイアントキリングというなかれ(J3観戦) | 城人のブログ

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6月2日(日) 明治安田J3 アスルクラロ沼津VSカターレ富山@愛鷹広域公園多目的競技場 大雨

 

試合開始前から雨。

 

ハーフタイム時には、コンクリートのスタンドの足元に水たまりができ、

足をついて観戦できない状態に・・・

 

屋根のないスタンド前列の観客は、どこかへ避難していった。

 

私はカッパを着て観戦。

 

そのようなコンディションの中、両チームの選手は、

雨が原因と思われるトラップミスやキックミスもなく、

非常に締まった試合だった。

 

沼津が後半に1点を奪い勝利。

攻撃の選手のスピードや技術の差が、勝敗につながった。

 

後半の後半に出てきた沼津の元日本代表

川又堅碁のポストプレーや斎藤学選手のドリブルは、

段違いのレベル・・・

 

なんでこのレベルの選手が!?という感じ。

出場時間からすると、短い時間しかプレーできないコンディションという事だろうか。

 

この二人にも驚いたのだが、

試合中、ずっと驚いていたのが、両チームのDFの選手のレベルの高さ。

きっちり、しっかり守っていて、締まった試合の要因だった。

 

前にはじく、跳ね返すという事に関しては、J3もレベルが高い。

 

よく天皇杯やルヴァンカップで、J3やJ2のチームがJ1のチームを倒す

ジャイアントキリングという言葉が使われる。

 

しかしJ3の試合を生で見て感じた。

試合に出ているJ3のDFの選手の守備を、

試合に出ていないJ1の若手控え選手が突破するのは相当困難ではないか?

 

J1のチームは、リーグ戦に全力を注ぐため、

カップ戦で下位カテゴリーのチームと試合をする時、

普段試合に出ていない若手・控えの選手主体で試合に臨む事が多い。

 

そのため番狂わせが起きる事もしばしばあるのだが・・・

 

J3の主力とJ1の控えが戦って、J3のチームが勝つのは

ジャイアントキリングでも何でもない。

 

J3の選手たちに失礼!

 

そう感じさせてくれる試合内容だった。

 

大雨で土砂降りの中で観戦したからこそ、

よりJ3のレベルの高さを知る事ができた。

 

90分間、全く水の浮かなかったピッチも見事でした。

※試合終了直後から、さすがに水たまりができ始めていたけれど・・・