新書90:お金の使い方 | 城人のブログ

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森博嗣『お金の減らし方』 SB新書508

 

ベストセラー作家で元大学教授によるお金との付き合い方を書いた本。

タイトルでひきつけ、中身で衝撃を受ける。

 

本は読まない。

小説を書いたのは、どうしてもほしい物があり、

そのお金を調達するためのバイトとして書いた。

 

収入の使い道は、8割を家族の生活のために。

1割を自分の、1割を奥さんが好きなものを買うために使うと決めていたそうだ。

 

そもそも、本当に欲しいものであれば、どのような努力をし、犠牲を払ってでも

資金を調達し、手に入れようとするはず。

 

お金がないとか、時間がないという理由で手に入らないというものは、

そこまで欲しいものではないのだ!と指摘。

 

本当に欲しいものと、ただ周囲の人に見栄を張りたいものとの区別も

ついていないのではないか?と。

 

鋭い。

 

ある分野で頂点を極めるような方は、

お金の使い方や生き方に独自の哲学をもっているのだ。

 

そしてそれは決してできないものではない?けれど、

何年も何十年もやり続ける事で結果を出しているという事がよく分かった。

 

作家の松岡圭祐さんの新書『小説家になって億を稼ごう』もそうだけど、

小説家さんは、意外にお金にシビアというか、

きっちり計算して仕事をしているようだ。

 

お金・人生・作品・・・・

いずれも緻密な計算が大事らしい。

 

計算が苦手な私は・・・