日本のプロサッカーリーグ・Jリーグ。
上から順にJ1からJ3まで3つのカテゴリーがある。
この内、J1でのみVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されている。
この仕組みは、試合結果を左右するような判定や事象が起きた時、
映像を確認しながら無線で主審とやりとりを行い、プレーを確認するシステム。
人間の目だけでは確認できないところを再確認できるし、
テレビ中継では、その画像が放送されるため、
誰もがファウルなのか、そうでないのかを理解できる画期的なシステムだ。
しかしJ2やJ3では導入されていない。
最近、プレーとは直接関係ないけれど、
選手のやチームのSNSに対する誹謗中傷に対して、
人権を守るという見地から断固たる措置がとられるようになってきた。
だとすれば、試合を裁く主審・線審の人権は、もっと守られるべきだろう。
そしてそれを守るのはVARではないだろうか?
設置や運営にかかる金銭や人員が、導入を阻む原因のようだが・・・
これこそクラウドファンディングで資金をあつめるべきではないか?
Jリーグの試合を観戦しに来てくれたサポーター1人から1円をいただく。
これを実施すれば、1節だけでもかなりの額が集まると思う。
そしてサッカーを愛する人であれば、これに反対する人などいないだろう。
運用する人の問題もあると思うが、例えば映像を1か所で集中管理するとか、
主審と線審が協議の上、指定した時間のプレーをピッチ脇で見られるようにするとか
やり方もあると思うのだが・・・。
趣味のサッカーで審判をやることがあるが、
浴びせられる罵声や威嚇は、普通ではない。
それがプロとなれば、そのプレッシャーたるや相当なものだろう。
よくやるよなと思わざるを得ない。
そのうち、成り手もいなくなるのではなかろうか・・・。
或いは、日本の技術の粋を集めて、その先、
AIレフェリーを開発するとか・・・