小説56:伝説の書店が題材 | 城人のブログ

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大石直紀『京都一乗寺 美しい書店のある街で』

 

京都市左京区一乗寺にある恵文社という書店を舞台に繰り広げられるいくつかの物語。

 

まさか恵文社のことが小説になるなんて・・・

 

実は大学生時代この付近に住んでいました!

京都の街が好きで、楽しくて、学生生活を8年も送ってしまいました(笑)

 

一目見ただけで、小説になりそうな素敵な書店。

だから私は、なかなか入れなかったなあ。恐れ多くて。

通称「おしゃれな本屋さん」

 

洒落た服着て、かわいい彼女を連れて入らなきゃ とか思ってました当時。

ちなみに私が通っていたのは、北大路通と東大路通の交差点にあった

しかも24時間営業!!!の丸山書店!

 

飲んで帰った時のシメの本屋!

レポートや論文が書けず徹夜明けの本屋!

 

本好きにはたまらない!

 

同じ種族(本好き)の同級生は、書店で深夜バイトしてたなあ・・・

 

そんなこんなの学生生活を送り、彼女ができて恵文社へ(笑)

無料で入ることができるおしゃれスポット!

 

ちなみに恵文社の近くは、全国でも屈指のラーメン通り!

天天有とか高安とか当時の名だたる有名店が並ぶ中、

私が通っていたのは「カレー矢」というラーメン店。

 

味はもちろん抜群!でもってすごいボリューム!

店主のおっちゃんが女性が入ってくると、とんでもない量やけど大大丈夫か?と必ず確認していたなあ。

そして何より学生にとって魅力的なのが「マンガ定食」だったこと。

 

ラーメンや定食を注文したら、壁にびっしりと並んだマンガをいつまでも読んでいられたこと。

あ、そうそう。この界隈には「まんが定食源左衛門」というマンガ定食が2軒もあったんだ。

カレー矢と合わせたら3軒のマンガ定食。

 

私にとって、一乗寺界隈はまさに「ドリームランド」

ディズニーランドやUSJなんで相手にならないね(※個人の感想です)

 

あれから随分と長い月日が流れ、当時通っていたお店も随分姿を消してしまったようだ。

もう私の心と記憶の中にしか存在しない数々のお店たち。

 

その素敵な思い出をこの本がよみがえらせてくれた!