デム

「…少しは落ち着いたかな?

お嬢さん」


「オレは

この モンデ村の村長の

デム・ラビトーだ」

デム

「お嬢さんの名前は?」


少女

「・・・

あずあず・・・」


「アズアズ・サノナカ …です…」

デム

「あずあずさん…

この村の住民でないキミが

こんな夜中にここへ来て

何してた?」


あずあず

「・・・」

サトナ

「あなたっ…

家出して来たのね?」


あずあず

「…あっ…えっ…」

デム

「サトナさん

なぜわかる?」


サトナ

「職業柄 わかるんです」


「事情はそれぞれですが…

些細なことで自分を責めたりして

突発的に家出したりするんです」

デム

「なるほど…

あずあずさん?

何があったかわからんが…

良かったら 話してみないか?」

あずあず

「・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


デム

「そうか……わかった」

ポンッ

デム

「言いたくないなら

それでいい…

…だが!…」


「スジは通せ!」






デム

「ウチに連絡できる物は

持ってるか?」


「自分のでかけなさい」








ポチ…ポチ…


ルルルルルル…


あずあず

「(どうしよ…何て言おう…)」


ルルルルルル…


パシッ!

あずあず

「あっ!」

デム

「もしもし

夜分遅くに突然すみません」


「ワタシは

東都モンデ村 村長の

デム・ラビトーと申しますが

サノナカさんのお宅で

間違いありませんか?」

デム

「先程 娘さんを

こちらで保護しましたので

まず 親御さんに

ご連絡をと思いまして」


「あと ワタシ個人の

連絡先と役場の連絡先も

お伝えしておきます」


「・・・・・・です」

デム

「いえいえ

事情は仰らなくて結構です

アズアズさんも

言いたくないようなので」

デム

「そこで…なんですが…

どうでしょう?

娘さんを こちらに

住まわせてみるのは

いかがですか?」


「通学の送迎も

村の者にさせますし」


「娘さんの安全は

村民が全力で守ります!!!」

デム

「ご心配なら いつでも

村にお越し下さい」


・・・・・・


「そうですか!

ご理解いただき

ありがとうございます!」

デム

「本当に いつでも

村にお越し下さい」


「では 失礼します」

プツッ







コトッ…

デム

「これで

あずあずさんは

モンデ村の住民だ!」


「色々と事情が

あるようだから…

この モンデ村で

リフレッシュするとイイ♪」

デム

「この村に また1つ

が加わったなぁっ♪

ガハハッ♪

ニコッ♪






dance like a fool!

〜お尻1000%〜

season2


つづく






はじめましての方も

そうでない方も

訪問ありがとうございます!



村人Dです!

(むらびとでー)



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