介護日記 リハビリに泣く母と怒鳴る療法士 | ART and MOVIE CITY COMMENTS

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(母は総合病院入院→リハビリ病院入院のルートをそれぞれ同じ病院で2回繰り返した。

2017年の夏は2度目で、前回の総合病院の担当医は「強制では無いですから」と言っていたが、

2回目は総合病院の別の担当医に義務的に手配された。

入院のリハビリ病院では、1日3回のリハビリ。 

療法士のジャンルが3つ有るので各1回ずつなのだろうか?

3食の度にも車椅子へ移乗して、原則食堂へ。そこへ早く運ばれると食事が来るまで数十分待つことがあり、椅子の姿勢にも耐えられないほど弱っている母は苦しそうにしていた。

不思議なのは、そこまで身体的に弱っている患者が他には見当たらないことだった。)

2017.7.2.

今日も母は、若い主任男性療法士のリハビリで痛いと泣き、「嫌い!」と言う。

個室に戻り母が「寝る」と言うと療法士は「寝てばかりじゃダメ」と言って去る。

母涙。「寝る!」と言う。私はすぐベッドへ移してあげた。

 

このリハビリ担当の療法士は、特に2度目の入院時、母に対する言動が乱暴だった感じがする

(初めはそんな印象でも無かったはずだが)。

母を乗せた車椅子の動かし方を私に教える時、真冬に玄関から出て、

私への話し方は丁寧なのだが、そのあいだ待たされている母がついに「寒い」と言うと

母に「リハビリ中!」と怒鳴っていた。

 

私がリハビリ室に途中から来た時、彼は母を背もたれの無い台の縁に腰掛けさせて、背を向けて立っていた。母がひっくり返ったらどうする。

 

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(21年12月記事更新)