『ウエスト・サイド物語』BSジャパン4月1日 放映 West Side Story | ART and MOVIE CITY COMMENTS

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映画『ウエスト・サイド物語』BSジャパン4月1日放映
West Side Story 1961年米 ユナイテッド・アーティスツ社

メモ〔陣地争い〕への皮肉が効いた『ウエスト・サイド物語』は、もう日本のテレビでは見られなくなったのかと思ってました。

字幕などで台詞のニュアンスが変化し得る?


📝 ダンスナンバー、"America"のイントロ。

リタ・モレノさん扮するアニタが4拍子を歌い終えて3拍子に転調、一同が賑やかに動き始める瞬間、

椅子から立とうとして、画面ど真ん中で前につんのめるシャーク団員に誰も気づかない?

(追記) ああ、これは改めて見たんですが、演出かもしれませんね。直前にそのシャーク団の男性が女性の膝の上にもたれて、転調の瞬間に女性が立ち上がったことで男性が地面に倒れています。

この映画の構成はとても巧妙繊細なので、有り得ますね。その瞬間のウワッと盛り上がるムードを (直接目に止まらなくても) 増幅させてる感じでしょうか。

{細部にこだわる} というよりも、{トータルなダイナミズムを高める意外なファクターを適材適所に柔軟に入れていく} 感覚ですね。細かいと言っても、仕上がりのレベルにおいては、規則主義とは真逆のセンスに基づいてるのでは。
移動する男女の進路を塞ぐように転倒し (早変わりの如く、すぐに地面から消えてますが) てるところを見ると、単に跳びのき損ねてのハプニングかもしれませんが。




📝 エンディング・タイトルの演奏。"Maria"という曲の箇所での、

最初に(ここでは歌詞は無いが)「Maria〜」と歌う部分の直後に入る、{合いの手}的な一音と、

次に「…Maria〜」と来た直後の一音とでは、

後者の一音の方が、僅かに早く鳴るのだが、

映画全体の細部が柔軟なせいもあってか、これこそが適切な伴奏に聞こえるから、この映画は凄い。

(エリック・クラプトン信奉者の日本人が、弾き間違いの箇所もそのまま真似て演奏した逸話を連想するが。)


📝 


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サーチ"West Side Story" The Officialパソコンhttp://www.westsidestory.com/

サーチAveLeyman "West Side Story" Staff&Castパソコンhttp://www.aveleyman.com/FilmCredit.aspx?FilmID=21002

 

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(7月18年1月2月加筆)