お米、高くないですか?

以前から高くなったなぁ、とは思っていましたけれども。

今日、買い物に行ったら、お米売り場ががらんとしていまして、残っているのは5キロで3000円近い物ばかり。

お手頃価格のものは入荷未定でした。

田舎に帰省した際に、お米を大量に頂いてきた(実母の実家は米農家)ので、助かりました。

主食のお米までも高くなったら・・でも、農家の方には頑張って頂きたい。農家の方が助かるなら仕方がないけれど、それ以外だったら嫌だな。

私の実家は私が子どもの頃、動物を飼う事が許されていませんでした。

私の祖母がかなりの潔癖症で、動物の毛とか、臭いとかダメな人だったので。

で、私が高校を卒業、上京した頃に、祖母が本宅から隠居に引っ越し。早速、父と母が犬を飼いました。
白い大きな犬でその名も「福ちゃん」メス。優しい子で頭もよく本当に良い子ででした。(12歳で他界)

私が社会人になった頃に、妹がチワワを衝動買い。

名前は「金太郎」オス。体は弱いけれど、気が強く、噛み癖がある難しい子でしたが、父と母は一生懸命お世話していました。

私も何回も噛まれたなぁ。懐かしい思い出。この子も12歳で亡くなりました。

また犬を飼いたかった父と母でしたが、自分たちの年齢を考えて諦めた頃に、タイトルの白ネコが現れました。

実家は自営業なのですが、会社の倉庫に住み着いた野良猫です。全身が真っ白の美人さん。

追い出そうとせずに、体を綺麗にし、動物病院へ連れて行き去勢手術もし、名前を付け会社で飼う事に。

名前も「夏・なっちゃん」と父が命名。夏にやって来たので。

従業員さんたちにも可愛がられていました。

でも、去年辺りからだんだん弱っていき、ご飯も少ししか食べられなくなって、父と母が心配していた頃(今年の2月頃だったかな?)ふといなくなってしまったのです。

父が一生懸命探したようですが、見つからずそれっきりになってしまいました。10年ほど一緒に過ごしました。

最近、やっと諦めがついた父。白ネコの人形を買って来て、それを眺め、なっちゃんの不在の寂しさを紛らわしています。

 

玄関に置いてあります。

ソーラー電池で首がゆらゆらと動きます。

 


帰省した時に、暗い玄関で一人、懐中電灯の光でソーラー電池を充電する父を見て、なんとも切ない気持ちになりました。

なっちゃん、弱った体でどこに行ってしまったんでしょうか。